【J1採点&寸評】FC東京1-1浦和|FC東京は2トップがまさかのアクシデント。MOMは先制弾の助っ人アタッカー

2019年11月30日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京――ボランチの髙萩はやや安定感に欠けた

【警告】FC東京=髙萩(45+2分)、室屋(68分) 浦和=山中(23分)、興梠(68分)
【退場】FC東京=なし 浦和=なし
【MAN OF THE MATCH】マルティノス(浦和)

[J1・32節]FC東京1-1浦和/11月30日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 5

立ち上がりの決定機逸が響き、D・オリヴェイラと永井の2トップを負傷で失う緊急事態。同点に追いついたが、ホーム最終戦で勝てなかったのは痛恨だ。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6

マルティノスの先制弾は強烈で、あれを止めろというのは無理だろう。試合を通してはそこまでミスがなく及第点には届くだろう。

DF
2 室屋 成 6

22分に魂のシュートブロック。29分にはスライディングタックルでパスカットと、気持ちのこもったプレーでファン・サポーターの心を掴んだ。

3 森重真人 6.5
ミスがなかったわけではないものの、前半から落ち着いていた。個のパフォーマンスで言えば、この日、チーム随一だった。

25 小川諒也 6
甘い対応もあったが、興梠からがっつりボールを奪うシーンも。攻め上がるタイミングは悪くなく、攻守にまずまず効いていた。

32 渡辺 剛 5.5
味方のセットプレーでは得意のヘッドでゴールを奪えず。負傷明けの一戦でノーゴールに抑えられず、悔しいホーム最終戦になった。
 
MF
7 三田啓貴 6
(77分OUT)
永井に合わせた8分のスルーパスは見事。68分にはCKから同点ゴールを奪うきっかけを作るなど、意欲的なアクションが目立った。

8 髙萩洋次郎 5
10分に三田のCKに合わせたヘッドは惜しくも枠外。前半アディショナルタイムのイエローカードも悪い印象で、安定感を欠いた。

10 東 慶悟 5
疲労のせいか、前節の湘南戦に続いて前半は動きにあまりキレがなかった。後半に持ち直したものの、インパクトは薄かった。

18 橋本拳人 5
鋭い出足で浦和にプレッシャーも、攻撃の局面ではプレー精度が少し低く……。65分のヘッドはせめて枠に飛ばしてほしかった。
 

次ページFC東京──負傷交代で無念のD・オリヴェイラ

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事