【J1採点&寸評】仙台1-1横浜|攻守に奮闘、ベガルタを救う劇的同点弾の永戸勝也を最高評価! ゴール演出の横浜両SBも高採点

2019年09月29日 小林健志

仙台――永戸は守備面でも高い貢献度を示す

【警告】仙台=松下(25分)、シマオ・マテ(74分) 横浜=松原(2分)、渡辺(33分)
【退場】仙台=なし 横浜=なし
【MAN OF THE MATCH】永戸勝也(仙台)

[J1リーグ27節]仙台1-1横浜/9月28日(土)/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 6
失点までは横浜の攻撃陣に翻弄される場面が目立ったが、後半は相手選手の間や最終ライン背後のスペースに上手く入り込み決定機をつくった。そして終盤のチャンスをものにし、貴重な勝点1をもぎ取った。
 
【仙台|採点・寸評】 
GK
24 ヤクブ・スウォビィク 6
失点時は対応の遅れがあったが、その他は再三ピンチの場面でビッグセーブを見せており、勝点奪取に大きく貢献した。
 
DF
27 大岩一貴 5.5(79分OUT)
失点場面ではマテウスから高野に背後へのパスを通されてしまうミスがあったが、その後は相手の対応にも慣れ、サイド攻撃をよく抑えた。攻撃に絡む場面も見られた。
 
23 シマオ・マテ 5.5
持ち前の強さを発揮し、ピンチを防ぐ場面も多かったが、失点時、高野につり出されてしまいスペースを空けてしまった。また、異議での警告で次節出場停止はチームにとって大きな痛手。
 
13 平岡康裕 6
相手のクロスも丁寧にはね返し、徐々に攻撃の選手を押し上げることにも成功。試合終盤のフリーでのシュートチャンスを決めきりたかった。
MF
17 富田晋伍 6
サイドハーフやFWを生かそうと、シンプルにサイドに展開するパスや、浮き球のパスで決定機をつくり、守備でも持ち味を発揮し奮闘した。
 
8 松下佳貴 5.5
ハードワークはできていたが、やはり守備に回る時間が長くなり、前節のようにゴール前に顔を出す場面がつくれなかった。
 
18 道渕諒平 5.5(66分OUT)
よく走り、守備に奮闘していたが、守備に忙殺されるあまり決定機をつくり出すプレーが少なく、後半で途中交代となった。
 
2 永戸勝也 7
相手のサイドアタックに対して対人守備で負けなかった。そして試合終盤ゴールの起点になった上に、自分でシュートも決めてチームを救った。コーナーキックでも直接ゴールを狙い、あわやという場面をつくった。
 

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