【横浜|採点&寸評】鹿島に完敗で天皇杯8強ならず…4失点の守備陣は厳しく評価

2019年09月25日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

唯一、安心して見ることができたのは…

【警告】鹿島=伊東(27分)、ブエノ(67分) 横浜=伊藤(16分)、大津(85分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村充孝(鹿島)

[天皇杯ラウンド16]鹿島4-1横浜/9月25日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
横浜 5
先制を許すも、PKで同点に追いついてみせる。それまでの流れは良かったが、以後はイージーなミスを繰り返し、失点を重ねて計4失点。攻撃面では相手のバイタルエリアまでボールを運べるものの、そこからの崩しに難を残した。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
31
杉本大地 5
股を抜かれた最初の失点を含め、中村との勝負に完敗。ハイボールの処理も不安定で、悔しい結果に終わる。
 
DF
33 和田拓也 5
同サイドのエリキとのコンビネーションは今ひとつ。タイミング良く攻め上がってはいたが、攻撃面で効果的な働きは少なかった。
 
2 ドゥシャン 5
自陣ゴール前やエリア内での厳しさが足りなかったか。最終ラインを統率できたとは言えず、失点を食い止められなかった。
 
15 伊藤槙人 5
相手につけ入る隙を与えるコントロールミスが散見。プレッシャーがかかるシチュエーションでは、脆さを見せてしまった印象だ。
 
5 ティーラトン 5
遠藤ほか、チームメイトと呼吸が合わないシーンが目についた。敵陣で積極的に振る舞ったが奏功せず。
 
MF
7 大津祐樹 5.5
序盤から攻守両面でアグレッシブ。「奮闘」の二文字で目立ってはいたが、継続性という点で脅威を与えられたとは言えず。後半途中からは右ウイングでプレー。
 
8 喜田拓也 6
唯一、安心して見ていられた。狭いスペースでも、必要であれば勇気を持ってボールを出し入れ。チームの潤滑油になっていた。希望を言えば、相手ゴール前では「自分で決め切る」というアクションを増やしてほしい。
 
19 中川風希 5.5(68分OUT)
テクニックは間違いなく高い。アイディアもある。ただし、球際が弱く、守備も甘い。今のチームスタイルにフィットするタイプなのだが……。


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