【J1採点&寸評】鳥栖1-6神戸|トーレス引退試合でスター助っ人陣を上回る、スーパーな活躍をした日本人は?

2019年08月24日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

鳥栖――大量失点を喫し、GKとCBを厳しく採点。

【警告】鳥栖=金森(49分) 神戸=なし
【退場】鳥栖=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】古橋亨梧(神戸)

[J1リーグ24節]鳥栖 1-6 神戸/8月23日/駅スタ
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 4
受け身に回って3失点を喫した前半は、シュート1本が示すようにほとんど何もできなかった。後半は盛り返して攻勢に出たがカウンターで3失点と、散々な出来だった。何より、トーレスの現役ラストマッチで大敗が悔やまれる。
 
【鳥栖|採点・寸評】
GK
18 高丘陽平 4
1失点目はタイミングを外され、2点目はPKで被弾し、強烈シュートのダメ押し弾も止められず。後半も次々に失点し、成すすべなく6ゴールを叩き込まれてしまった。
 
DF
13 小林祐三 5(HT OUT)
前半の失点は左サイドが中心だったとはいえ、攻撃時に右サイドを活性化させられなかった。反撃したい後半に交代させられたのも仕方がないか。
 
36 高橋秀人 4
巧みに動き回る神戸のアタッカー陣を捕まえきれなかった。20分にはペナルティエリア内で古橋を倒し、PKを献上してしまった。
15 パク・ジョンス 3.5
危険なエリアでパスミスをしたり、ボールロストしたり、マークを見失ったり……、CBとしてはあってはならない注意力散漫なプレーが多かった。
 
5 金井貢史 5
個人だけの責任ではないが、過半数の失点は自身のサイドからで、CBやサイドハーフとコミュニケーションをとって対策すべきだった。一矢報いた後半のゴールは称えたい。
 
MF
41 松岡大起 5.5
中盤で精力的にセカンドボールを拾っていた働きは称えられる。ゴールに直結するようなプレーがあれば、より評価を上げられたが。
 
14 高橋義希 4.5(54分OUT)
1失点目は山口のマークをついていたが、緩かった。スピードアップした動き出しについていけず、容易にゴールを許してしまっている。

次ページ鳥栖――現役ラストマッチとなったF・トーレスの評価は…。

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