【J1採点&寸評】横浜1-2C大阪|隙を見逃さず2ゴール!2戦連発の奥埜をMOMに!横浜はらしさが影を潜め3連敗…

2019年08月18日 藤井雅彦

横浜――横浜らしい流動的なパス交換やポジショニングは影を潜め…

【警告】横浜=広瀬陸斗(61分) C大阪=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】奥埜博亮(C大阪)

[J1リーグ23節]横浜1-2C大阪/8月17日(土)/日産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 4.5
ボールを握り、たしかにチャンスもあった。しかし、横浜らしい流動的なパス交換やポジショニングは影を潜め、前線にいる選手たちの単発による攻撃ばかりが目立った。これで3連敗となり、苦しい状況に追い込まれてしまった。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
31 杉本大地 5.5
朴の負傷離脱によってJ1デビューへ。失点場面はボールに触れていただけに枠の外へ弾きたかった。
 
DF
18 広瀬陸斗 5.5
果敢に攻め上がり、前半だけで惜しいシュートを2本放つ。パスの出し手としても能力の高さを随所に見せた。
 
13 チアゴ・マルチンス 6
B・メンデスとの攻防で完勝した。同点ゴールのシーンも見事に奪い切り、正確な縦パスで起点となった。
 

44 畠中槙之輔 5
失点時はマークすべき相手が多すぎたとはいえ、自身の背後にいた奥埜をフリーにしてしまった。
 
5 ティーラトン 5
マテウスとの縦関係は、練習時間があまりにも短すぎたか。シンプルにボールをつけて次の展開を託すだけで、二人でサイドを崩すプレーには発展せず。カウンター時のショートパスもインターセプトされ、相手に再び攻撃機会を与えてしまった。守備でも反対サイドからのクロスに絞ることを怠り、肝心なところで身体を張れずに失点。
 
MF
23 仲川輝人 5.5(74分OUT)
個人の出来よりも周囲とのコンビネーションに問題を抱えていた。独力で見せ場を作るも、孤軍奮闘の感は否めず。
 
8 喜田拓也 5.5
ボールを持ってからパスコースを探す仕草が目立った。これまでとは異なるスタイルのサッカーの中で持ち味が半減。

次ページ横浜――同点弾を決めたM・ジュニオールだが、それ以外では…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事