【採点&寸評】神戸0-2バルセロナ|イニエスタ、ビジャ、ラキティッチらが夢の共演…最高評価を叩き出したのは?

2019年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

神戸――イニエスタは高精度のロングパスでバルサDFを苦しめた

【警告】神戸=山口(37分) バルセロナ=なし
【退場】神戸=なし バルセロナ=なし
【MAN OF THE MATCH】カルレス・ペレス(バルセロナ)

[Rakuten CUP]神戸0-2バルセロナ/7月27日/ノエビアスタジアム神戸
 
【チーム採点・寸評】
神戸 5
終始バルセロナの選手たちの球際でのスピードとパワーに困惑。調整中の相手に自由にボールを回され続けた。世界との差を痛感させられた一戦に。
 
【神戸|採点・寸評】
GK
1 前川黛也 5.5(83分 OUT)
ひと一倍声を張り上げてチームを鼓舞していたのは好印象。ただし足もとにボールが入った時にはやや冷静さを欠いていた。
 
DF
15 宮 大樹 5.5(HT OUT)
前半はグリエーズマンに食らいつき、身を挺して決定機を阻止したものの、ビルドアップに難。相手のプレッシャーに焦り、パスに乱れが生じていた。
 
19 初瀬 亮 5.5(HT OUT)
序盤は大胆に左サイドを駆け上がり、攻撃に厚みをもたらそうとしたが、パスがつながらず。前半の途中からは守勢に回った。
 
33 ダンクレー 5(HT OUT)
浮足立っていたのか、度々のパスミス、タッチミスでピンチを招く。失点にはつながらなかったのが唯一の救いだった。
 
34 藤谷 壮 6(HT OUT)
開始早々に右サイドを駆け上がり、チャンスを演出。ジョルディとの1対1でワールドクラスを肌で経験した。

MF
5 山口 蛍 5.5(HT OUT)
ビルドアップは落ち着いていたし、時折見せるボール奪取も鋭かった。ただ相手の飛び出しについていけない場面が散見。
 
6 セルジ・サンペール 6(82分OUT)
古巣を相手に80分過ぎまでプレー。相手のテンポの良いパスワークに翻弄されながらも、必死に中盤を走り回った。
 
8 アンドレス・イニエスタ 6.5(HT OUT)
開始4分に相手陣内でボールを奪うと、左足の痛烈なシュートでバルサゴールを強襲。その後何度も高精度のロングパスでバルサDFを苦しめた。
 
FW
7 ダビド・ビジャ 5.5(HT OUT)
イニエスタとのワンツーで何度か敵陣を切り裂いた。しかし前半途中はほとんどボールが回って来ず、存在感は薄かった。
 
13 小川慶治朗 6.5(HT OUT)
豪快なスプリントに好評価を与えたい。相手最終ラインの背後を幾度も突いてカウンターの急先鋒になった。
 
27 郷家友太 6(HT OUT)
ワールドクラスの選手を相手にも、それなりにボールをキープしてタメを作っていた。少なからず手応えもあったはずだ。

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