【J1採点&寸評】川崎 3-1 大分|川崎攻撃陣が“元チームメイト”が守る牙城を破る!MOMに選んだのは貴重な勝ち越し弾を奪った…

2019年07月28日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――下田は齋藤のゴールをアシスト

【警告】川崎=なし 大分=鈴木(44分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】小林 悠(川崎)

[J120節]川崎3-1大分/7月27日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
序盤は大分のワイドな攻撃に手を焼いたが、25分ごろの飲水タイムを利用して修正。後半の3ゴールにつなげた点は評価できる。もっとも一時、同点に追い付かれたシーンは安易だった。

【採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
1失点したとはいえ、24分の田中のシュートを止めるなど好セーブを連発。勝利に貢献した。
 
DF
2 登里享平 6
右SBとして先発。攻撃時には阿部や齋藤らをサポートしたが、前半にはマッチアップした田中に右サイドを突破されるシーンがあった。それでも後半は上手く攻守でプレーした。
 
4 ジェジエウ 6.5
スピードを活かした抜群のカバーリングでピンチの芽を摘み、クロスも良く撥ね返した。54分にオナイウに目の前で決められたとはいえ、それ以外ではここ数試合と変わらない好パフォーマンスだった。
 
5 谷口彰悟 6
相手のカウンターに冷静に対応。前半はジェジエウと協力してオナイウの動きを抑え、中央からの攻撃を許さなかった。ただ54分には一瞬の隙を突かれ、藤本に抜け出されると、失点につながるクロスを送られた。
 
7 車屋紳太郎 6
前半に一度、マッチアップした松本にスピードで置き去りにされ、クロスを上げられた。一方、後半は攻守で安定感が高まった。

MF
25 田中 碧 6(66OUT
32分には危険なエリアで奪われたボールを自ら取り返して、逆にチャンスにつなげた。チームにダイナミズムを生む存在だった。しかし同点に追い付かれた場面では長谷川への対応が軽くなってしまった。
 
22 下田北斗 6.5
前半は的確にパス回しに参加したが、好機につなげられるシーンは限られた。それでも51分には中村とのワンツーでバイタルエリアに侵入すると、齋藤のゴールをアシスト。終盤も守備で効いていた。
 
 

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