【J1採点&寸評】名古屋1-2清水|劇的決勝弾の西澤がMOM!低調な名古屋は4人が「5」

2019年06月23日 今井雄一朗

名古屋――ランゲラックの奮闘は光った

【警告】名古屋=なし 清水=二見(3分)、R・アウグスト(47分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】西澤健太(清水)

 [J1リーグ16節]名古屋1-2清水/6月22日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5
自分たちの試合をしているようで相手の術中にあるようなメリハリのない展開に。それでも後半アディショナルタイムに追いついたのだが、それも維持できないほど現状は重症だ。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 ランゲラック 6
名古屋のMOM。相手の決定機を4度も防ぎ、チームに何とか勝点をと獅子奮迅の活躍を見せた。失点の場面はどちらも守備陣が後手に回ってノーチャンスだった。
 
DF
6 宮原和也 5.5
最終ラインで相手のロングボールに備え、そこから何度も相手ゴール前のチャンスメイクに絡む機動力を見せた。右サイドの活性化に尽力したが、周囲のサポートがやや少なかった。
 
20 中谷進之介 5.5
ドウグラスとの空中戦は劣勢なことが多かったが、読みを利かせたインターセプトでも必死に対抗。攻撃時には縦パスも積極的に狙い、意地のプレーを続けた。

17 丸山祐市 5
同点の場面は持ち味が生きたが、守備では劣勢に回ることが多く苦戦の印象の方が強い。彼にしてはややフィードなどに焦りとミスが目立ち、チームを落ち着かせられなかった。
 
23 吉田 豊 5.5
エウシーニョと同サイドでの駆け引きはなかなかに苦戦した。攻撃面でもマテウスとの連係にはまだまだ不慣れなところが多く、普段の貢献度は出せなかった感が強い。
 
MF
10 ガブリエル・シャビエル 5.5 (76OUT)
同点で迎えた後半立ち上がりの決定機を決めていれば、というのが実に悔やまれるミス。調子の上がらないジョーに代わって前線の核としてプレーしたが、勝利に導くまでには至らなかった。
 
2 米本拓司 5
守備面での存在感は変わらず高かったが、クリアがやや多かったのは玉に瑕。押し込む展開に仕向けられる中では、さらなるパスの精度を求めたいところだ。

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