【J1展望】神戸×大分|イニエスタ帰還で復調傾向の神戸が“躍進”大分を迎え撃つ

2019年06月21日 サッカーダイジェスト編集部

神戸――フィンク監督は2戦目でどんな采配を振るうのか

故障者/神戸=なし 大分=伊佐
出場停止/神戸=なし 大分=なし

J1リーグ16節
ヴィッセル神戸―大分トリニータ
6月22日(土)/18:00/ノエビアスタジアム神戸
 
ヴィッセル神戸
今季成績(15節終了時):11位 勝点14 4勝2分8敗 20得点・24失点
 
【最新チーム事情】
●前節のFC東京戦は1-0で勝利。
●ポドルスキが6月12日、中耳炎の手術を行なう。再来日は7月以降の見込み。
●今節はフィンク新監督就任後、初のホームゲームに。
 
【担当記者の視点】
 練習指導なしの"ぶっつけ本番"で臨んだフィンク体制初陣(15節)では、首位のFC東京を1-0で下し、復調のきっかけを掴みつつある。
 
 筋肉系のトラブルを抱えていたイニエスタが前節で復帰したのは、なによりの朗報。さらに前節欠場していたダンクレー(磐田戦でのハンドによる得点機会阻止)とサンペール(累積警告)も戦列に戻ってきた。今節は外国人出場5枠の活用は気になるところだ。ここまでリーグ戦5ゴールを挙げているウェリントンがメンバーから外れる可能性もある。
 
 戦術的柔軟性と分析力があるというフィンク監督が、2戦目でどんな采配を振るうのかも注目。特に藤本、オナイウら好調な攻撃陣をいかに抑え、また、どのように守備ブロックを崩すかは見逃せない。サイドアタックを巧みに取り入れる指揮官だけに、西と初瀬の左右のSBが攻撃の起点になれるかは、ひとつのポイントになるかもしれない。
 

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