【森保ジャパン最新序列|MF&FW編】初選出の久保の立ち位置は?注目は南野と香川のバトル

2019年05月24日 本田健介(サッカーダイジェスト)

柴崎の相棒は誰が務めるか

中盤2列目では注目の久保や伊東、原口がアピールできるか。CFでは大迫の代役探しを進めたい。

 5月23日、日本サッカー協会はキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦(6月5日@豊田スタジアム)とエルサルバドル戦(6月9日@ひとめぼれスタジアム宮城)の2連戦に挑む日本代表メンバー27人を発表した。
 
 幾人かの若手メンバーが招集されたなか、メンバー27人のポジションごとの序列はどうなっているのか。ここでは、MFとFWについて考察する。

 
【ボランチ】
◎柴崎 岳(ヘタフェ/スペイン)
橋本拳人(FC東京)
〇小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
〇守田英正(川崎)

◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー
 
 軸になるのは今年1月のアジアカップを含めて中盤を仕切っている柴崎だろう。所属するヘタフェでは相変わらず出場機会が限られるが、森保監督の信頼は変わらないはずだ。
 
 そこで焦点になるのは、柴崎の相棒争い。今回招集されたのは橋本、守田、小林の3人で、橋本は90分、小林は88分、守田は98分と森保ジャパンでのプレー時間に差はない。今までどおり、6月シリーズでも平等にチャンスを与えられるのかもしれない。
 
 ただ、コンディションではJリーグ首位のFC東京でレギュラーを務める橋本に分がありそう。小林も所属チームでアピールを続けているが、負傷明けの守田は調子が完全に戻ったとは言い切れない状況だ。

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【日本代表PHOTO】キリンチャレンジカップ2019、トリニダード・トバゴ、エルサルバドル戦に向けた招集メンバー27人を写真でチェック!
 

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