【J1採点&寸評】G大阪1-0C大阪|執念の"ウノゼロ"でダービー制覇!好セーブの東口、決勝点の倉田は「7」

2019年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪――守備陣が抜群の集中力を発揮

【警告】G大阪=なし C大阪=高木(43分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】東口順昭(G大阪)

[J1リーグ12節]G大阪1-0C大阪/5月18日(土)/パナスタ
 
【チーム採点・寸評】
G大阪 7
遠藤と今野が先発から外れる新布陣でC大阪を迎え撃ち、明らかに気迫と運動量で相手を上回った。最少得点差の勝利だったが、チャンスの多さと攻撃の鋭さは明らか。終盤の劣勢時も身体を張った。
 
【G大阪|採点・寸評】 
MAN OF THE MATCH
GK
1 東口順昭 7
まだ機能性が不透明だった立ち上がりに高木の決定的なチャンスをビッグセーブ。後半も枠内シュートに適切に対応した。課題のキックも安定し、スローもうまく使い分けていた。
 
DF
5 三浦弦太 6.5
3試合ぶりの先発復帰で、試合前から気合十分だった。3バックの中央で持ち味の個の強さを発揮し、後半の劣勢時もゴール前で徹底して身体を張り続けた。初先発の高尾もうまくフォローした。
 
13 菅沼駿哉 6.5
ユース育ちだけにダービーの重みは自覚済み。対人プレーの強さを生かして、危険地帯をしっかりと締めた。また、逆サイドに精度の高いロングフィードも披露。攻撃の一歩目も意識していた。
 

27 高尾 瑠 6.5
本職はCBではないが、長い足を生かして相手からボールを掠め取ったり、激しい球際の守備も披露したりした。決勝点も、高江のフィードがきっかけで組み立てに絡める持ち味を発揮した。
 
34 福田湧矢 6.5
左のウイングバックで先発し、立ち上がりこそ守備意識を重んじたが、試合に慣れると徐々に積極的な攻撃参加を披露。シュート意識も高かったが、惜しむらくは試合終了間際の決定機を決め切れなかったこと。
 
MF
8 小野瀬康介 5.5
守備では要所をしっかりとケアし、高尾とも好連係を見せていたが、肝心の攻撃では効果的なプレーが少なく、シュートゼロに。最近、やや一時期のような攻撃の鋭さが見られていない。
 
10 倉田 秋 7(73分OUT
矢島と高江と中盤を形成し、派手さはなかったがうまく攻守のバランスを保っていた。前半から前方に飛び出すプレーを見せていたが、得点場面もうまく顔を出し、強シュートで決勝点をゲット。
 

次ページG大阪――ファン・ウィジョは守備で貢献

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事