【J1採点&寸評】清水0-4川崎|昨季王者の川崎が圧巻のゴールラッシュ。MOMはオーバーヘッドを突き刺したフィジカルモンスター!

2019年05月12日 古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

清水――4失点でリーグ3連敗…

【警告】清水=エウシーニョ(12分) 川崎=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レアンドロ・ダミアン(川崎)

[J1リーグ11節]清水0-4川崎/5月12日(日)/アイスタ
 
【チーム採点・寸評】
清水 4.5

大量失点する内容ではなかったが、気づけば4失点で、リーグ3連敗…。チーム状態はなかなか上向かず、喫緊の課題はリーグワーストの失点数(26失点)を抑えることだろう。
 
【清水|採点・寸評】
GK
1 西部洋平 5.5

キックの精度は正確だったが、セービングで魅せる機会は少なく結果的に大量失点…。J1通算300試合出場の節目を勝利で飾れなかった。
 
DF
2 立田悠悟 4.5

L・ダミアンの上手い身体の使い方に試合を通して手を焼いた。45分の失点シーンはそのブラジル人FWに簡単にボールを先に触られ、スピードでも後手を踏んだ。
 
3 ファン・ソッコ 5
個人の責任ではないとはいえ、この日も大量失点。ディフェンスリーダーとして、チームの失点を減らす活躍が見たいところ。
 
18 エウシーニョ 5.5
前半は同サイドの金子と上手くパス交換しながら攻撃に迫力を見せた。ただ後半は徐々に運動量も落ちて持ち味を発揮できず。古巣相手に良さは見せられなかった。
 
25 松原 后 5
左サイドを駆け上がり、果敢にクロスを放り込んだ。とはいえタッチラインをそのまま割るクロスも見受けられ、左足を警戒されると良さは消えた。
 
MF
7 六平光成 5.5

中盤の底でテンポよくパスを回してゲームメイクをこなす。バランサーとしてチームのために献身的に働いたが、勝利にはつながらなかった。
 
17 河井陽介 5.5 (74分OUT)
正確なロングパスや身体を張った守備で見せ場を作った。ただ攻撃面でアクセントを付けることはできず。74分にFWの枚数を増やすべく鄭と交代。
 
20 中村慶太 5.5 (80分OUT)
ワンステップでのキック力は相変わらず高く、効果的なサイドチェンジを見せた。ポジションを縦横無尽に変えて攻撃に変化を付けようとする姿勢も決定機は作れず。
 
30 金子翔太 6
エウシーニョと小気味良いパスで崩そうとするも、登里の粘り強い守備に苦戦。ただ足もとの技術やスピードは高水準で違いを生み出していた数少ない選手。
 

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