【J1採点&寸評】清水1-3湘南|セットプレー2発で勝負あり!MOMは古巣対決で存在を示したブラジル人CB

2019年04月01日 古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

清水――失点に絡んだ河井には厳しく採点

【警告】清水=エウシーニョ(80分)、北川(88分) 湘南=山﨑(17分)、武富(73分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】フレイレ(湘南)

[J1リーグ5節]清水1-3湘南/3月31日(日)/アイスタ
 
【チーム採点・寸評】
清水 5
中央から細かいパスワークで突破を試みるも、リトリートした相手を崩しきれず。ホームで3失点を喫してリーグ戦いまだ未勝利のまま。

【清水|採点・寸評】
GK
13 六反勇治 5.5
失点シーンはいずれもGKの責任ではないものの、結果的に悔しい3失点。強風のなかで安全第一のプレーは見せていたが…。

DF
2 立田悠悟 5
71分にはあわやPK献上かというシーンも。安定感を欠いたのはU-22日本代表での疲れも影響したか。

3 ファン・ソッコ 5.5
22分、山﨑の裏抜けに対応してセーフティにCKに逃れたが、そのCKから失点。厳しい要求だが、あのプレーをサイドに逃れることができていたら、流れは変わったかもしれない。

18 エウシーニョ 5.5
前半は積極的に攻撃参加して好機を作るも、後半は徐々に存在感が薄くなった。本来の能力を考えれば、未だトップフォームを取り戻したとは言い難い。

25 松原 后 5.5
6分の惜しいシュートなど序盤は効果的な攻め上がりを見せた。ただ時間が経つにつれ対面の鈴木に対応され、得意の左足を見せる場面は少なかった。
 
MF
6 竹内  涼 6
キャプテンとしてボールの配球役に徹し、地味ながら的確な仕事。37分の山﨑に対してスライディングでボールを奪ったプレーは見事だった。

8 石毛秀樹 5.5
セットプレーで質の高いボールを供給しつつ、75分には巧みなボールタッチから惜しいシュートを放つ。3-5-2のシステム変更に伴い、ボランチを務めた。
 
17 河井陽介 5
3失点目は松田に身体を入れ替えられ失点に絡む。ヨンソン監督は「動きは悪くない」と言っていたが、81分にR・アウグストと交代。

30 金子翔太 6
44分に鄭のシュートのこぼれ球をゴール左上に突き刺し同点弾。その後も切れ味抜群のドリブルを披露した。欲を言えばエウシーニョとの連係で崩す場面を見たかった。

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