【J1採点&寸評】G大阪3-4神戸|壮絶な打ち合いで両軍の攻撃陣を高評価!『7.5』は2名、MOMは…

2019年03月30日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

G大阪――菅沼は悪くなかったが……。

【警告】G大阪=高(44分) 神戸=サンペール(15分)、初瀬(85分)
【退場】G大阪=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】ルーカス・ポドルスキ(神戸)

[J1リーグ5節]G大阪 3-4 神戸/3月30日/パナスタ
 
【チーム採点・寸評】
G大阪 6
攻守の切り替えがかなり早く、3ゴールを奪った点は評価したい。だが、失点シーンはどれも一瞬の隙を突かれたものであり、スタミナの限界で集中力が切れた印象だった。
 
【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 5
ポドルスキのボレーシュートはノーチャンスかもしれない。その後の3失点は振り回されて対応し切れていなかった。
 
DF
5 三浦弦太 5
機を見たオーバーラップでクロスを上げたが、味方と合っていなかった。後半は右サイドから攻め込まれる回数も増え、ディフェンスでも苦戦した印象だった。
 
13 菅沼駿哉 6(90+2分OUT)
24分、イニエスタに激しくチェイシングし、ボール奪取。そのままファン・ウィジョへ見事なスルーパスを通し、2ゴール目をアシストした。4失点が悔やまれる。
19 キム・ヨングォン 5
ビジャの一発と田中の2ゴールを許してしまった場面では、クロス対応時のポジショニングが曖昧か。周囲と連係しながら、マークをはっきりさせるべきだろう。
 
4 藤春廣輝 5.5
守備時のカバーリング、攻撃時のオーバーラップなど、激しく上下動をして奮闘。だが走力の限界だったのか、終盤に集中力が切れて、古橋に1対1で負けて2失点に関与した。
 
MF
28 高 宇洋 5.5
果敢に走り回ってスペースを埋めながら、最終ラインをサポート。2失点目の場面もカバーリングまでは良かったが、ポドルスキに当たり負けしてアシストを許してしまった。
 
10 倉田 秋 6.5
高と連係をしながらイニエスタをケアし、後半途中まで激しくプレスをかけた。攻撃面でも果敢にゴールへ迫ると、72分には遠藤のパスを押し込んで得点を決めた。

次ページG大阪――ゴールを決めたFW陣は良かった。

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