【J1採点&寸評】仙台0-0浦和|より前向きだったのは仙台。浦和はゼロックス杯からの悪い流れを変えられず…

2019年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

仙台――守備の安定に大きく貢献したDFは?

【警告】仙台=平岡(57分)、兵藤(60分) 浦和=宇賀神(43分)、岩波(89分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】大岩一貴(仙台)

[J1リーグ1節]仙台0-0浦和/2月23日(土)/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 5.5

昨季から守備組織を大幅に改善し、相手の出方に対してさまざまな対応を取れるようになり、無失点で勝点を得ることに成功。攻撃面は椎橋の離脱もあって単調に。新加入選手との連係を深める必要がある。


【仙台|採点・寸評】 
GK
1 シュミット・ダニエル 6.5
派手なシュートストップは無かったが、横からのハイボールに対して長身を生かし、パンチングではなくキャッチを確実にできたことでピンチを救った場面がいくつかあった。
 
DF
13 平岡康裕 6.5
昨季から磨いている攻撃参加では、清水時代以来の同僚となった長沢へ良いパスを供給する場面があった。守備でも身体を張っていた。
 
27 大岩一貴 7 MAN OF THE MATCH
今季からひとりでキャプテンを務めることになり自覚が芽生え、的確なポジショニングと空中戦の強さを存分に生かし、守備の安定に大きく寄与した。
 
2 永戸勝也 6.5
背後のスペースへのケアが的確で、持ち味の対人守備の強さも存分に発揮し守備で貢献。さらにはR・ロペスや蜂須賀に精度の高い斜めのロングパスを出すなど攻撃面でも活躍した。
 
MF
17 富田晋伍 6
昨季末から先発を外れることも多く、椎橋の負傷で巡ってきた先発の機会だったが、持ち味のボール奪取能力の高さを見せ、無失点に貢献。攻撃でも決定機に絡もうと奮闘を見せた。
 
6 兵藤慎剛 5.5(65分OUT)
球際で激しいプレーを多く見せ、ボールを奪うと精度の高いパスでゲームを落ち着かせた。もう少し決定機に絡む場面を作りたかった。
 
4 蜂須賀孝治 5.5
前半はまず守備を重視して入り、後半は持ち味である縦への突破やクロス、ペナルティエリアに入ってのシュートを見せたが、攻撃時のプレー精度をもう少し上げたい。
 
7 関口訓充 5.5
守備面で頭脳的に動いてボールを奪う場面が目立った。後半は永戸と絡んで決定機を作り出す場面もあったが、そうした場面をさらに増やしたい。

【仙台 0-0 浦和 PHOTO】互いに攻め込むも決め手を欠き痛み分け

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