「日本どうした?」「すべての面でギリギリ」韓国メディアが森保ジャパンの辛勝に驚き!「強豪3か国は揃って期待以下」とも|アジア杯

2019年01月10日 ピッチコミュニケーションズ

日本と韓国を並べて報じるメディアが目立った

苦戦の末に1点差で初戦をモノにした日本代表の戦いぶりを、韓国メディアは驚きを持って伝えた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 1月9日に行なわれたアジアカップのグループリーグ初戦(F組)でトルクメニスタンと対戦し、3-2で勝利した森保ジャパン。逆転勝利で白星発進を飾ったが、王座奪還を目指す日本がFIFAランキング127位(日本は50位)の格下を相手に1点差で勝利した結果は、韓国メディアも意外だったようだ。
 
『デイリースポーツ韓国』は、「日本サッカー、トルクメニスタンに命からがら……かろうじて勝利した"びっくりな"試合」と題し、「日本が圧倒すると予想していたが、結果はその反対だった。トルクメニスタンに足を引っ張られそうになった」と報じている。
 
 そのほかにも、「日本、アジアカップ初戦で格下トルクメニスタンに苦しく勝利」(『MBC』)、「優勝候補の日本"どうした"、弱体トルクメニスタンに3-2"辛勝"」(『亜州経済』)、「トルクメニスタンに先制された日本、5ゴールの乱打戦の末に冷や汗勝利」(『国民日報』)など、日本が苦戦を強いられたことに注目するメディアは数多い。

 試合展開を詳しく報じるメディアもあった。
 例えば、「日本、"弱体"トルクメニスタンに1ゴール差で辛勝」とヘッドラインを置いた『スポーツ京郷』だ。
 
「勝つには勝ったが、ギリギリの勝負だった」と切り出した記事は、前半は日本のボール支配率が70パーセント近くに上り、12本のシュートを放ったが決めきれなかったと伝えた。そのうえで、「後半には大迫が絶妙な切り返しで守備をかわして同点ゴールを決めるなど波状攻撃を展開した」としたが、「一方で日本は守備が緩く何度か危機を迎えた」と指摘。「やっとのことで勝点3を手にした」と綴っている。
 
 そんな韓国メディアの報道のなかでも特に目を引いたのは、韓国と比較する記事だ。C組の韓国は7日に行なわれた初戦のフィリピン戦に1-0で勝利。ファン・ウィジョの決勝弾で勝利したが、森保ジャパンと同じく格下相手に苦戦を強いられる結果となった。
 
 そうした両チームの結果を受け、「1試合ずつ戦った優勝候補の成績表、イラン"A"、韓国・日本"C"、オーストラリア"F"」(『スポーツ朝鮮』)など、日本と韓国を並べて報じるメディアが目立つ。

次ページ初戦で苦戦したからといって悲観的になることはないと記事は続ける

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