【J1採点&寸評】川崎2-1磐田|中村、家長らがさすがの存在感。逃げ切りに失敗した磐田は…

2018年12月02日 江藤高志

川崎――奈良が同点に追いつく今季初ゴール

【警告】なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中村憲剛(川崎)

 [J1リーグ 34節]川崎2-1磐田/12月1日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
ボールは握れどもチャンスは少ない。そういう意味で守備的に入った磐田のペースで、かつ先制点を奪われる苦しい展開に。ただ、CKから同点ゴールを奪うと、後半アディショナルタイムにオウンゴールながら逆転しており強さは示せた。
 
【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
失点した場面以外のピンチはほぼなかった。一方的に試合を進めるチームを最後尾から締めた。

DF
18 エウシーニョ 5.5
高橋に封じ込まれる形で、思うように攻撃力は発揮できず。失点の場面はクロスを褒めるべきだが、ファーに流れる大久保を離してしまった。
 
3 奈良竜樹 6.5
同点に追いつく今季初ゴールで貢献。川又との空中戦や1対1で身体を張ってチームを鼓舞した。前半の決定的なミスからよく持ち直した。
 
5 谷口彰悟 6
失点の場面の対応は悔やまれるところ。鋭いカウンターを打ってくる相手に最終ラインのコントロールに苦労したが、総じて悪くなかった。
 
7 車屋紳太郎 -(14分OUT
序盤に足を痛めると、12分に倒れ込みそのまま負傷交代。シーズン最終戦ながら残念な結果となる。試合後は歩いていた。
 
MF
25 守田英正 6
若き田中とのコンビということで、普段よりも周りに気を使わざるを得なかったのがむずかしさに。ただ、プレー自体は悪くなかった。後半、練習していたミドルシュートを打てず。悔やむ。

32 田中 碧 6(67分OUT
守田と連動し状況に応じてCBの間に落ちる一方、ゴール前に顔を出すなど上下動を繰り返した。前半は不安定に見えたが、後半持ち直し落ち着いたプレーぶり。好不調の波を減らしたい。

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