【J1採点&寸評】横浜1-2C大阪|指揮官の采配に明暗… “ラストゲーム”ユン・ジョンファン監督の冷静な試合運びが光る

2018年12月01日 藤井雅彦

横浜――来季に向けて大きな課題を残す2連敗

【警告】横浜=なし C大阪=丸橋(71分)、山口(87分)、木本(90+5分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】山村和也(C大阪)

[J1リーグ34節]横浜1-2C大阪/12月1日/日産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 5
3バックへの変更は大きな問題ではない。天野の得点で先制しながらも、今季7度目となる逆転負けで今季終了。特徴的なスタイルを披露したが、肝心の結果が出ていない。来季に向けて大きな課題を残す2連敗となった。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
前半から幾度となくピンチを防ぎ、横浜ゴールを守った。後半の2失点はいずれもお手上げで、自責点はなかった。
 
DF
13 チアゴ・マルチンス 5.5
背後のスペースへ出されたボールには抜群の強さを発揮。反転スピードを生かし、相手よりも先にボールに追いつく。
 
2 ドゥシャン 5.5
ファイティングスピリット溢れる守備は最終節でも健在。しかしディフェンスラインをオーガナイズする仕事はこなせず。
 
44 畠中槙之輔 5(82分OUT)
3バックを採用したため先発に昇格。序盤は柔軟な位置取りでポゼッションに加わったが、次第にミスが先行していった。
 
MF
27 松原 健 5.5(65分OUT)
システム変更により高い位置での仕事量が増えた。その一方で被カウンター時に戻り切れず、スペースを与える場面も。
 
5 喜田拓也 5.5(65分OUT)
相手のプレッシャーを受けている状況ながら巧みなターンで局面打開。アタッキングエリアへ侵入するきっかけを作る。
 
6 扇原貴宏 5.5
システムが変わってもつなぎ役としてプレーすることは変わらず。得意のサイドチェンジを披露するなど及第点の出来。
 

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