ビジャの決定力は「J史上最高」だ! W杯とEUROの得点王など偉大な経歴とは?

2018年12月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

クラブでも代表でもゴールを量産してきた。

EURO2008と2010年W杯で得点王に輝いたビジャ(左)。当時の盟友イニエス(右)と新天地ヴィッセルで再びコンビを組む。(C)Getty Images

 またもJリーグに大物スターがやってきた。12月1日、元スペイン代表FWのダビド・ビジャが、自身のツイッターとYouTubeチャネルでヴィッセル神戸と契約を結ぶことを発表したのだ。
 
 1981年12月3日生まれで間もなく37歳を迎えるビジャは、スポルティング・ヒホンでプロデビュー後、サラゴサ、バレンシア、バルセロナ、A・マドリーで活躍し、14年夏にはニューヨーク・シティと契約(一時期は兄弟クラブであるメルボルン・シティでもプレー)。クラブレベルでの公式戦通算成績は720試合・358得点と高い決定力を誇った。
 
 2005年にデビューしたスペイン代表では98試合に出場し、59得点はあのラウール・ゴンサレスの44得点を超える同国歴代1位。いずれも優勝したEURO2008と2010年ワールドカップでは、それぞれ得点王となる4得点と5得点を挙げている。

 ゲーリー・リネカーやサルバトーレ・スキラッチ、フリストフ・ストイチコフ、ディエゴ・フォルランなど過去にもJリーグ入りしたワールドカップ得点王はいたが、ワールドカップとEUROの両コンペティションでトップスコアラーに輝いた実績を持つ選手のJクラブ加入は史上初だ。
 
 間もなく37歳ともちろん全盛期は過ぎているが、ヴィッセル神戸にはバルサとスペイン代表で長くコンビを組んだアンドレス・イニエスタがいるだけに、その得点力には要注目だ。
 

次ページ[動画]ヴィッセル移籍を発表したビジャの公式YouTube

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