無所属選手が3人も!?日本が対戦するキルギスってどんな国?

2018年11月19日 本田健介(サッカーダイジェスト)

日本戦はアジアカップの準備に

名古屋市内で調整を行なったキルギス代表。11月20日に日本と対戦する。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は11月20日、豊田スタジアムでキルギス代表と対戦する。11月16日のベネズエラ戦を1-1で引き分け、初陣からの連勝は3でストップした森保ジャパンは「ベネズエラ戦からは大幅にメンバーを変えて臨みたいです。より多くの選手にプレーしてもらいたいです」(森保一監督)と、大幅な入れ替えを行なって、この一戦に臨みそうだ。
 
 対戦するキルギスはFIFAランキングは90位(日本は50位)で、ワールドカップの出場経験はなし。来年1月のアジアカップに初出場する新興国だ。中央アジアに位置し、日本がアジアカップのグループステージで対戦するトルクメニスタン、ウズベキスタンと特長が似ており、森保監督は「堅い守備から素早い攻撃を仕掛けてくる」と印象を語る。
 
 今回の来日メンバーにはドイツやポーランドでプレーする選手が含まれている一方、国内のドルドイというクラブに所属する11人の選手がエントリーし、ロシア人のアレクサンデル・クレスティニン監督もドルトイとの兼任監督だという。
 
 またメンバーリストには無所属の選手が3人入っているが、クレスティニン監督は「彼らはサッカー選手としてレベルが低いわけではなく、現時点で所属チームがないだけで、代表チームに値する選手です」と説明した。
 
 またクレスティニン監督は「アジアカップへの準備になります。アジアカップでは多くを望みません。目標はグループリーグ突破です。できるだけ多くの勝点を得たいです」と語るが、日本戦ではどんなサッカーを見せるのか。油断は大敵だろう。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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