試合前にはアクシデントに見舞われる
堂安らは決定的なチャンスを決められず。攻撃陣は良い連係は見せたが……。写真:徳原隆元
「勝ち切るのか、守り切るのか、それはどちらにしても、もがいてでも締めなくてはいけなかった。場合によっては観ている人が面白くなくても、1点を守り切る力を付けないといけないと思います」
原口元気の言葉に象徴されるように、1-1で引き分けたベネズエラ戦は、勝てたはず、いや勝たなくてはいけなかったゲームだった。
初陣から史上初となる4連勝を目指した一戦は、試合前にアクシデントに見舞われた。ホテルから会場の大分スポーツ公園総合競技場までの道のりで渋滞に巻き込まれ、到着が約50分も遅れたのだ。アップもままならないままピッチに立った選手たちは「(試合前に)ピッチに出ずにプレーするのは初めてだと思いますね。前線の選手は特に難しそうでした」と吉田麻也が振り返ったように、どこかぎこちなさが見て取れた。
開始2分には堂安律の右からのパスを受けた中島翔哉がシュート。枠は外れるも、幸先の良い入りをしたかに思われたが、11分には佐々木翔のパスミスをかっさらわれ、決定的なシュートを打たれる。これは、A代表2試合目となった冨安健洋がゴールラインギリギリでクリアするも、その後は日本、ベネズエラともにチャンスを作り、ゴール前での攻防が続いた。
原口元気の言葉に象徴されるように、1-1で引き分けたベネズエラ戦は、勝てたはず、いや勝たなくてはいけなかったゲームだった。
初陣から史上初となる4連勝を目指した一戦は、試合前にアクシデントに見舞われた。ホテルから会場の大分スポーツ公園総合競技場までの道のりで渋滞に巻き込まれ、到着が約50分も遅れたのだ。アップもままならないままピッチに立った選手たちは「(試合前に)ピッチに出ずにプレーするのは初めてだと思いますね。前線の選手は特に難しそうでした」と吉田麻也が振り返ったように、どこかぎこちなさが見て取れた。
開始2分には堂安律の右からのパスを受けた中島翔哉がシュート。枠は外れるも、幸先の良い入りをしたかに思われたが、11分には佐々木翔のパスミスをかっさらわれ、決定的なシュートを打たれる。これは、A代表2試合目となった冨安健洋がゴールラインギリギリでクリアするも、その後は日本、ベネズエラともにチャンスを作り、ゴール前での攻防が続いた。
それでも試合開始からの数分が良いアップになったのか、前線のカルテットを軸にした日本の攻撃陣は徐々にエンジンをかける。26分には大迫勇也のパスに抜け出した堂安が右足で惜しい一発を放つと、その直後には吉田の縦パスに反応した南野拓実が相手エリア内に侵入してあと一歩となるクロスを送り、33分には大迫のパスを受けた中島がGKと1対1となるもシュートは阻まれた。
そして少しずつゴールの匂いを漂わせた日本は39分、ついに先制に成功する。中島の右からのFKに酒井宏樹が右足で合わせ、均衡を破ったのだ。
後半も勢いのある攻撃を見せた日本は68分に北川航也と原口元気、77分には伊東純也と杉本健勇を投入して追加点を狙いに行く。しかし81分には酒井がPKを献上し、同点に追い付かれると、試合は1-1のまま終了し、森保ジャパンの連勝は3で止まった。
そして少しずつゴールの匂いを漂わせた日本は39分、ついに先制に成功する。中島の右からのFKに酒井宏樹が右足で合わせ、均衡を破ったのだ。
後半も勢いのある攻撃を見せた日本は68分に北川航也と原口元気、77分には伊東純也と杉本健勇を投入して追加点を狙いに行く。しかし81分には酒井がPKを献上し、同点に追い付かれると、試合は1-1のまま終了し、森保ジャパンの連勝は3で止まった。