【森保ジャパン最新序列】長友負傷の左SBの代役は?ボランチで青山の穴を埋めるのは…

2018年11月14日 本田健介(サッカーダイジェスト)

GKでも序列変動は起こるか

11月13日の練習後に話し込む森保監督(写真右)と吉田。ベネズエラ戦とキルギス戦をどんなメンバーで戦うのか注目だ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 9月のコスタリカ戦、10月のパナマ戦とウルグアイ戦に3連勝した森保ジャパンは、11月16日にベネズエラ(大分スポーツ公園総合競技場)、20日にキルギス(豊田スタジアム)と対戦する。
 
 来年1月のアジアカップ(UAE)に向けて選手たちにとっては貴重なアピールの場となるが、この連戦に臨む23人のポジションごとの序列を考察してみた。


【GK】
◎東口順昭/〇権田修一/△シュミット・ダニエル
 
 ここまでの3試合で、2度の先発を務めている東口が序列のトップであることに変わりはない。ただ11月13日のトレーニングではハーフコートでのゲーム2本で、権田が唯一2本ともゴールマウスを守り、存在感を高めている。ベネズエラ戦とキルギス戦でのアピール次第では序列の変動があるかもしれない。一方、現状で3番手のシュミットはさらなる研鑽が必要だろう。
 
【CB】
◎吉田麻也/〇槙野智章/△三浦弦太/△冨安健洋

 10月シリーズに続きキャプテンを務める吉田は、最終ラインの要だ。焦点は彼のパートナー選びで経験値を考えれば槙野が一歩リードか。10月のウルグアイ戦で先発した三浦は、失点につながるパスミスを犯しており、やや評価を下げた印象がある。
 
 対して期待したいのは東京五輪世代の冨安。10月のパナマ戦ではスタメンとしてまずまずのA代表デビューを飾り、ポテンシャルも抜群だ。将来のために吉田と組ませておくのも手だろう。
 
 ちなみに11月13日のハーフコートゲームでは、ビブなし組は吉田、冨安、佐々木が3バックを形成。森保監督が以前からやりたいと話していた3バックのテストもあるのかもしれない。
 

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