【J1ベストイレブン】圧倒的な動きのキレで2ゴール! 浦和の絶好調男をMVPに! 圧巻のプレーを見せた仙台守護神も|32節

2018年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

杉本(C大阪)とシノヅカ(横浜)が初選出に。

【32節のベストイレブン】

 J1リーグは11月6日・10日に各地で32節の9試合が行なわれた。ここでは今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。

【選出理由】
 今節の浦和は、前線の選手らが躍動。札幌に勝利し、ACL出場権獲得に望みをつないだ。好プレーを見せた攻撃陣から、先制点をアシストした長澤和輝と2ゴールの武藤雄樹を選出した。とくに武藤は動きのキレが圧倒的で、完全に実力差を見せつける活躍。相手GKを嘲笑うかのような落ち着いたフィニッシュを披露した浦和の絶好調男を今節のMVPとした。
 
 連覇を狙う川崎相手に、劇的な勝利を収めたC大阪からは、杉本健勇と丸橋祐介を選んだ。前者は相手に主導権を握られる展開の中、古巣相手に先制点を奪取。後者は秀逸な鋭い縦パスで杉本の先制ゴールの起点となった。
 
 名古屋に2発で快勝した清水からは、センターバックとサイドバックの2名を高採点の「7」で揃ってピックアップ。ファン・ソッコは身体を張った守備で危ない場面を何度も救い、クリーンシートに大きく貢献。立田悠悟は敵陣の深い位置からの正確なクロスで2アシストを記録し、文句なしのベストイレブン選出となった。
 
 また、2位・広島を撃破して6試合ぶりに勝利を挙げた仙台からは、アディショナルタイムのファインセーブなど、キック、判断レベルも総じて高かったシュミット・ダニエル。元スペイン代表の盟友による直接対決となった神戸対鳥栖の一戦からは、さすがの足元の技術でボールロストせず、絶妙なポジショニングで攻撃を組み立てた神戸のアンドレス・イニエスタをチョイスした。
 
 そのほか、途中出場で再三チャンスを作り、試合の流れを変えた横浜のイッペイ・シノヅカ。効果的なパスを繰り出し、決勝点に関与したG大阪の今野泰幸。同点弾を決め、決勝ゴールのカウンターにつながるパスカットを見せた鹿島の町田浩樹を選んだ。

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