【J1採点&寸評】柏2-3鹿島|試合の大半を支配して決定機も量産したが… 常勝軍団がしたたかさを発揮!!

2018年11月07日 鈴木潤

柏――課題のセットプレーとミスからのカウンターによる失点で敗れる

【警告】なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】金森健志(鹿島)

[J1リーグ32節]柏2-3鹿島/11月6日(火)/三協F柏
 
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
大半の時間でボールを支配し、見応えのある攻防を見せた。鹿島以上に決定機を作ったがチャンスを仕留めきれず、課題のセットプレーとミスから浴びたカウンターからの失点によって、大事な試合を落とした。

 
【柏|採点・寸評】 
GK
23 中村航輔 5.5
3失点はセットプレーとミスによるカウンターが原因でGKの責任は問えない。79分には中村らしい好セーブもあった。
 
DF
13  小池龍太 5.5
90分を通じてエネルギッシュなプレーを見せ、勝利に対する貪欲な姿勢をピッチ上で表現した。先制を許した場面では、金森へのアプローチがわずかに遅れたか。
 
4 鈴木大輔 5.5
対人守備やビルドアップでもそつのないプレーを見せていたが、リスク管理をチームに徹底できずに3失点目のカウンターを受けたことは悔やまれる。
 
2 鎌田次郎 5
決勝点になった3失点目は、伊東が狙われている状況にもかかわらず、難しい状況で入れた縦パスはマイナス材料。
 
6 高木利弥 5.5
自ら切れ込む場面は少なかったが、幅を取ったポジショニングで起点を作り、スペースに流れるクリスティアーノを生かす。
 
MF
17 手塚康平 5.5(87分OUT)
中山とのコンビでビルドアップの起点を作り、パスの供給源として大きな役割を担った。ただ、キッカーを務めたセットプレーではわずかに精度に欠ける。
 
5 中山雄太 5.5
中盤の底で鹿島のプレスを剥がし、左右へのフィードも効果的だったが、2失点目のCKは町田に前に入られてしまった。
 

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