ミラノ勢が負傷離脱のイタリア代表、バレンシアとサンプドリアのDFを初招集!

2018年10月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ピッチ-ニはスペインやポルトガルで台頭する。

イタリア代表に追加招集されたトネッリ(右)とピッチ―ニ(左)。(C)Getty Images

 イタリア・サッカー連盟は現地時間10月8日、10月10日のウクライナ戦(親善試合)、14日のポーランド戦(UEFAネーションズ・リーグ)に向けたイタリア代表の招集メンバーから右CBダニーロ・ダンブロージオ(インテル)、CBアレッシオ・ロマニョーリ(ミラン)、FWパトリック・クトローネ(ミラン)の3名が怪我で離脱すると発表。代わりにバレンシアの右SBクリスティアーノ・ピッチ―ニ、サンプドリアのCBロレンツォ・トネッリを追加招集している。
 
 現在26歳のピッチ―ニはこれがA代表初招集。フィオレンティーナの下部組織で育ち、セリエA出場歴はリボルノ時代を含めて21試合のみだが、近年はベティスとスポルティングで名を揚げ、今夏に加入したバレンシアでも右SBのレギュラーとして活躍中だ。189センチの高さを活かしたヘディングとパワフルなオーバーラップが光る成長株を、ロベルト・マンチーニ監督は「他国リーグやチャンピオンズ・リーグで経験を積み、とても成熟した。ずっと動向を追っていたよ」と期待を寄せる。
 
 一方、28歳のトネッリは、アントニオ・コンテとジャン・ピエロ・ヴェントゥーラの監督時代にトレーニングキャンプに招集された経験こそあるが、公式戦に向けて呼ばれたのは初めてで事実上の初招集だ。ナポリでは不遇をかこつも、今シーズンから加入したサンプドリアではディフェンスリーダーとして活躍。持ち前のパワーを存分に発揮している。

次ページイタリア代表の10月招集メンバー。

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