【現役Jリーガーにアンケート!】パスセンスに優れた選手は?37歳の大ベテランが18票差を付けるダントツのトップに

2018年10月05日 サッカーダイジェスト編集部

広島の青山が3位にランクイン。代表の同僚の言葉が実にリアルだ

 現役54選手(J1限定)にアンケートを実施!彼らの回答を基に、シュートやドリブル、パスなどの8つのスキル別に「2018年シーズンの最強Jリーガー」を決めた。ここでは「パス編」のランキングトップ5を紹介しよう。
 
   ◆    ◆    ◆
 
【5位|3票】
●柏木陽介(浦和/MF)
投票者/太田宏介(FC東京)、木本恭生(C大阪)、阿部浩之(川崎)
 
「Jリーグ最高のパサー」と賛辞を送るのは、同い年の太田(FC東京)。C大阪の木本恭生も「ゴロのパスもうまいけど、裏への浮き球のパスがうまい。距離感がいい」と称賛するレフティは、浦和に欠かせない存在で、いるといないのとでは攻撃の質が激変する。
 
【4位|5票】
●遠藤保仁(G大阪/MF)
投票者/登里享平(川崎)、谷口彰悟(川崎)、和田拓也(広島)、パトリック(広島)、徳重健太(長崎)
 
 パスの使い手としては、いまだリーグ最高クラス。「どんなパスにもメッセージがこもっている」(和田/広島)、「味方が次のプレーをしやすいようパスを出す」(登里/川崎)という回答を見れば、一緒にプレーしたいと願う選手が多いのも納得だ。
 
【3位|7票】
●青山敏弘(広島/MF)
投票者/古橋享悟(神戸)、栗原勇蔵(横浜)、佐藤寿人(名古屋)、藤春廣輝(G大阪)、米倉恒貴(G大阪)、三浦弦太(G大阪)、ファン・ソッコ(清水)
 
 攻撃の組み立てにも優れるが、最も魅力的なのは高精度のロングパスだろう。それを可能にしているのは、横浜の栗原が言うように「常に遠くを見ている」からだ。22節の神戸戦では右足のアウトサイドで自陣深くから前線のパトリックに絶妙なスルーパスを通し、アシストを決めてみせた。「日本代表の活動を通じても、改めて青山さんのパスは質が高いなと思った」(三浦/G大阪)という言葉は実にリアルだ。
 

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