【J1採点&寸評】神戸1-2G大阪|白熱の“神阪ダービー”はガンバに軍配。10番が輝きを放つ

2018年09月16日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

神戸――イニエスタはさすがの技術を披露

【警告】神戸=藤田(73分)、長沢(90+4分) G大阪=今野(25分)、ファン・ウィジョ(34分)、髙江(38分)、遠藤(57分)
【退場】神戸=なし G大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】倉田 秋(G大阪)

[J1リーグ26節]神戸1-2G大阪/9月15日/ノエビアスタジアム神戸
 
【チーム採点・寸評】
神戸 5
前半こそイニエスタを中心としたパスワークで主導権を握ったものの、後半に大失速。ACL出場権争いのライバルに引き離される、痛恨の敗戦を喫した。

 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 5.5
素早い反応で幾度となく際どいシュートをストップしていたのは称賛に値する。しかし2失点し、チームを勝利に導けなかった。
 
DF
5 アフメド・ヤセル 5
前半から度々相手FWのマークを捕まえきれない場面が散見。52分にオ・ジェソクに同点ゴールにつながるクロスをあげられると、68分にはファン・ウィジョに背後を取られ、痛恨の決勝ゴールを献上した。
 
25 大﨑玲央 5.5
局面ごとの対応は決して悪くなかったが、倉田の神出鬼没な動きには翻弄された。
 
30 ティーラトン 5.5(78分OUT)
左サイドを精力的にアップダウンし、時に高精度のクロスで決定機を演出したが、守備面に課題。同点ゴールの場面では、小野瀬とオ・ジェソクの連係に対応できなかった。
 
34 藤谷 壮 5
右サイドを駆け上がってクロスを上げても精度を欠いた。特に後半はほとんど存在感を発揮できなかった。もっとリスクを背負っても良かった。
MF
7 三田啓貴 5.5(75分OUT)
ボールを持ち運びながら、ミドルシュートやスルーパスで得点を狙った。とはいえ不用意なボールロストは反省材料だろう。
 
8 アンドレス・イニエスタ 6(71分IN)
キャプテンマークを巻いて出場すると、序盤から巧みなテクニックで攻撃のリズムを作った。35分に古橋のゴールを演出する、さすがの活躍ぶり。
 
14 藤田直之 5.5
試合前にJ1通算200試合出場のセレモニーを開催(200試合目は24節の横浜戦)。ビルドアップ時に最終ラインまで下りてパスを散らすなど、前半はチームバランスを気にかけていたが、終盤まで持続できず。
 

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