英メディアが“世界最高のFWベスト10”を「候補が豊作すぎて」2部門で発表!

2018年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

長らくライバル関係にあるふたりが各部門のトップに

メッシとC・ロナウドが、それぞれの部門で1位を獲得。ともにライバルと認め合うふたりだが、ロナウドの移籍によって定期的な対戦はお預けに。 (C) Getty Images

「FW」と一括りにするには、タレントが揃いすぎているようだ。

 英国のサッカー専門誌『Four Four Two』が、現在、世界で注目されているFWのベスト10を発表。「あくまで我々の意見を下に、CF(センターフォワード)とストライカー(セカンドトップ・サイドアタッカー)に分類して厳選した」ランキングである。

 まずCF部門のランキングだが、1位は今夏にR・マドリーからユベントスに移籍した、クリスチアーノ・ロナウド。選考理由を、同誌は以下のように記している。

「まだゴールは記録していないが、彼を力を疑う要素など何もない。世界レベルのポルトガル代表は、昨シーズンもスタートはスローペースだったし、シーズン終盤には間違いなく調子を上げるだろう。昨シーズン、チャンピオンズ・リーグで3度目の優勝に貢献するため、15ゴールという記録を残した。

 現在はCFに配置されることが多いが、本来はサイドアタッカーとしても非常に優秀。どちらの能力も持ち併せた、世界で最高のプレーヤーだ」

 C・ロナウドに続くのは、ルイス・スアレス(バルセロナ)、3位にロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)。4位はハリー・ケイン(トッテナム)、5位はセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)がランクインした。

 では、「ストライカー」部門はどうだろう。1位には、リオネル・メッシ(バルセロナ)が選ばれた。

 同誌は「ほかに誰がいるだろうか? 世界屈指のパサーであり、ドリブラーであり、創造的で最高のフィニッシャー。彼には、FWという概念すら必要ないのではないか。

 アルゼンチン屈指のプレーヤーは点が取れ、アシストができ、ゲームのテンポをコントロールする。これらを90分のうちに実行に移すことができる。昨シーズンはヨーロッパのチャンピオンの座を逃した。だが、それでもこれまでの業績からすれば、彼の地位を脅かすことはないだろう」と絶賛している。

 メッシに続く2位には、ロシア・ワールドカップで鮮烈な印象を残したキリアン・エムバペが選出された。

「昨シーズンは知る人ぞ知る存在だったが、今年、彼のフランス人選手の名前は、世界中に轟いた。4-3でアルゼンチンを下したW杯の一戦、彼が相手DFを壊滅的にしたあのスピードは忘れられるものではない。非常にクレバーでスピードのある19歳の彼こそ、これから10年以上、サッカー界を背負う存在になるだろう」

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