【J1採点&寸評】横浜1-2清水|全得点に絡んだ金子が最高評価。退場のドゥシャンは厳しい採点に

2018年08月30日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――アンカーの喜田は孤軍奮闘

【警告】横浜=久保(24分)、ドゥシャン(25分)、ドゥシャン(66分)、H・ヴィエイラ(73分) 清水=金子(56分)、河井(90+5分)
【退場】横浜=ドゥシャン(66分) 清水=なし
【MAN OF THE MATCH】金子翔太(清水)

[J1・18節]横浜1-2清水/8月29日/日産ス
 
【チーム採点・寸評】
横浜 5
開始2分にセットプレーから幸先良く先制できたが、その後は不安定な戦いに終始。前半のうちに同点に追いつかれ、後半に入ってすぐ逆転弾を献上。個々の奮闘は見られたが、その"点"が"線"としてつながらなかった。終盤の猛攻も実らず、手痛い敗戦を喫した。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
66分には石毛の際どい一撃をファインセーブ。それでも、ふたつの失点は防げず。ドウグラスのスーパーボレーは相手を褒めるしかない。
 
DF
13 チアゴ・マルチンス 5
身体を張って撥ね返すプレーはあったものの、簡単にクロスを上げさせるシーンも。ビルドアップはまずまずだったが。
 
2 ドゥシャン 4.5
CKを押し込み先制点をゲット。だが、雑なプレーでピンチを招けば、イエロー2枚で退場処分とチームを苦しくさせた。
 
44 畠中槙之輔 5.5(63分OUT)
移籍後、リーグ戦では先発で初出場。シュートを打たせなかった26分のタックルは見事だったが、相手の勢いにやや押され気味でもあった。
 
MF
26 イッペイ・シノヅカ 5(86分OUT)
5試合ぶりのスタメン。闘争心は十分に感じられたが、一本調子の仕掛けではすぐに潰され、守備もどこか"軽さ"が目に付いた。
 
5 喜田拓也 6
孤軍奮闘。味方のミスを素早くフォローし、セカンドボールへの反応も鋭く、中盤の広いエリアをカバーした。
 
14 天野 純 5.5
CKでドゥシャンのゴールをアシスト。要所でプレーに絡み、攻撃にリズムをもたらそうとしたが奏功せず。47分のシュートは惜しかった。
 
24 山中亮輔 5.5
左サイドで起点となり、効果的なアタックを繰り出す。ただ、アタッキングサードでのもうひと押しが欲しかった。
 
9 大津祐樹 5
技術の高さは感じられたが、流れを切るミスも散見。守備では寄せが甘く、相手を自由にさせてしまったか。

【横浜 1-2 清水 PHOTO】ドウグラスの鮮やかなボレーで清水が逆転勝利!横浜はホームで痛い敗戦。

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