【スルガCS 採点&寸評】C大阪0-1インデペンディエンテ|ブラジル人MFが奮闘も南米の雄に敗れる

2018年08月08日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

C大阪――オスマルは頼もしい存在だった

【警告】C大阪=なし インデペンディエンテ=なし
【退場】C大阪=なし インデペンディエンテ=なし
【MAN OF THE MATCH】シルビオ・ロメロ(インデペンディエンテ)

[スルガ銀行チャンピオンシップ]C大阪0-1インデペンディエンテ/8月5日/ヤンマースタジアム長居
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 5
リーグ戦からスタメン11人を変更して臨み、露呈したのは圧倒的な実力差だった。序盤から局地戦でことごとく後手に回ると、28分に先制点を献上。後半は斧澤やソウザなど交代カードを切りながらペースを握り返したが、ゴールには届かず。今季2冠目は獲得できなかった。

C大阪|採点・寸評】
GK
27 丹野研太 5.5
28分の飛び出しの判断は、フリーだった相手の状況を考えれば決して悪くなかった。とはいえ結果的にかわされ失点を許したのだから、高評価は与えられない。
 
DF
4 藤本康太 4.5(81分OUT)
ハイボールへの対応はまずまず。一方で、ベニテス、ヒグリオッティらの素早いパスワークに戸惑い、度々エリア内に侵入された。
 
23 山下達也 4.5(59分OUT)
不意なパスだったとしても、マークを外して失点を招いたのはいただけない。最終ラインを締める本来の働きはできずじまいだった。
 
37 森下怜哉 5.5
19歳ながら30歳の山下、32歳の藤本を操り、最終ラインをコントロール。懸命に戦ったものの、ポジションチェンジを繰り返す相手に振り回された。
MF
5 田中裕介 5.5(81分OUT)
相手の背後を突いた豪快な攻め上がりは好印象だった。ただ右SBのブストスへの寄せが遅く、縦パスを簡単に通されたのは減点材料だ。
 
20 酒本憲幸 5
福満とのパス交換から何度かサイドを突破したのは前半に数回程度。むしろ、ベニテスの突破とミニョのオーバーラップに苦心していた印象が残る。
 
26 秋山大地 5.5
中盤の広範囲をカバーも、中盤でボールをクリーンに奪うことができなかった。素早い囲い込みにも苦しみ、思うように攻撃にも関与できなかった。
 
43 オスマル 6
相手の出足の素早いプレッシングを受けながらも落ち着いてパスを捌いたが、不用意にマークを外して度々ピンチを招く。ただCBに移った後半途中からは、それも改善され、頼もしさを感じさせた。

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