【J1採点&寸評】鳥栖1-0C大阪|MOMは決勝弾の主将でも、鋭い裏抜けを見せた F・トーレスでもなく…

2018年08月06日 松尾祐希(サッカーダイジェストWEB)

鳥栖――MOMは底なしの運動量で勝利に貢献した福田!

【警告】なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】福田晃斗(鳥栖)

[J1リーグ20節]鳥栖 1-0 C大阪/8月5日/ベアスタ
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6                              
序盤から運動量で相手を圧倒し、高い位置からのプレスも機能。リード後は守備の時間も増えたが、7試合ぶりの勝利を手中に収めた。
 
【鳥栖|採点・寸評】
GK
20 権田修一 6
的確なコーチングでチームの守りを支える。終盤はC大阪に攻め込まれたが、最後まで集中力を切らさなかった。

DF
13 小林祐三 6
序盤は清武の対応に苦心するも、時間の経過とともに良化。一列前の福田とのコンビで相手に自由を与えなかった。

5 キム・ミンヒョク 6.5
相方の高橋と連係しながら、ゴール前で相手の攻撃を跳ね返す。危ないシーンも上手く凌ぎ、要所を締めるディフェンスで無失点勝利に貢献した。

3 高橋祐治 6
GKとDFの間を狙われたが、巧みなラインコントロールでピンチを未然に回避。杉本の監視役も最後まで全うした。

23 吉田 豊 6.5
球際でファイトし、攻めては無尽蔵のスタミナでタッチライン際を疾走。15分に決めた先制弾はコース、威力ともに完璧だった。
MF
14 高橋義希 6
気の利いたポジショニングで守備を助ける。攻撃では効果的な配給を見せ、後半は自ら前にボールを持っていく場面もあった。

36 高橋秀人 6
中盤の潰し屋として広大なエリアをカバー。C大阪のダブルボランチをケアしつつ、両サイドハーフの位置取りにも目を光らせていた。
 
6 福田晃斗 7 MAN OF THE MATCH
高い位置から何度もプレッシャーをかけ、ショートカウンターの起点となる。攻撃でもシンプルな裁きで存在感を発揮。相手の背後を狙うフリーランも効果的だった。

4 原川 力 6(84分OUT)
左サイドハーフの位置から中央に入り、吉田が攻め上がるスペースを創出。欲を言えば、ボールを受けた時にもう少しゴールに向かうプレーが欲しかった

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