【J1採点&寸評】横浜1-4広島|2得点のパトリックは守備でも健闘。4失点の横浜守備陣は厳しく採点

2018年08月01日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――アンカーの扇原は及第点の出来

【警告】横浜=飯倉(45+1分)、ドゥシャン(80分)、大津(86分) 広島=水本(12分)
【退場】横浜=なし 広島=なし
【MAN OF THE MATCH】パトリック(広島)

[J1・19節]横浜1-4広島/8月1日/ニッパツ
 
【チーム採点・寸評】
横浜 4.5
試合の入りは悪かったが、大事にパスをつなぎながら徐々に自分たちのペースに持ち込む。だが前半終了間際にPKで失点すると、後半の早い時間帯にも立て続けに失点。守備の強度があまりにも足りず、簡単にゴールを許して2戦連続大量失点の完敗となった。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5
前半終了間際のPKは完全に読み切ってストップも、やり直しの判定。直後のパトリックのPKをはじめ、後半も必死のセービングが及ばず失意の4失点。
 
DF
27 松原 健 5.5
仲川を走らせる縦パスがあった一方、クロスの精度に課題。攻め込まれた時の対応も若干不安定だった。
 
22 中澤佑二 5
クールかつアグレッシブなディフェンスで最終ラインを落ち着かせたが、ピンチの場面でいつもの勝負強さがなかったか。
 
2 ドゥシャン 5
記念すべきデビュー戦は4失点の完敗と残念な結果に。23分には裏のスペースに出されたボールの処理を誤り、危険なシーンを作られた。
 
24 山中亮輔 5
たとえ縦に行けなかったとしても、鋭いカットインでチャンスメイク。ただし、自陣ゴール前では厳しさが足りなかった。
 
MF
6 扇原貴宏 6(69分OUT)
ピッチ中央で的確にパスを捌く。リズムを変えるミドルパスや、ギャップを突いてパスを受けるポジショニングも良かった。
 
5 喜田拓也 5.5(50分OUT)
リスクマネジメントを徹底して、ピンチを未然に防ぐ。身体を張った守備や果敢なプレスバックも見せたが、攻撃面の貢献が物足りなかった。
 
14 天野 純 5.5
要所でプレーに絡みながら、ボールを縦に運ぶ。後半の至近距離からのFKはバーに弾かれた。30分の長い距離を走って戻り、危ないクロスを弾き返したプレーは評価したい。
 

次ページ横浜――無得点の前線3枚は厳しく採点。

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