モンストユーザーも集結。FC東京対長崎戦で「フライデーナイト」最多観客動員数を更新‼

2018年07月29日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

“エキサイティングシート”が当たる抽選会が大盛況

7月27日にXFLAG DAYを開催したFC東京。写真:徳原隆元

 2018年7月27日、FC東京対長崎戦が行なわれた味の素スタジアムに詰めかけた観衆は、公式記録によると2万3063人。今季から新たな試みとしてJリーグがスタートさせた「フライデーナイト」では、ここまで最多の観客数だった。
 
 「仕事や他の予定で土日をサッカー観戦に費やせない…。そんな人に、Jリーグから新しいライフスタイルを提案!」というのが「明治安田生命Jリーグ フライデーナイトJリーグ」だ。
 
 これまで「フライデーナイト」が実施されたのは6回。2月23日の鳥栖対神戸戦(観客数は1万9633人)、3月2日の3試合──川崎対湘南戦(同2万2475人)、C大阪対札幌戦(同1万415人)、柏対横浜戦(同1万659人)、3月30日の柏対神戸戦(同9642人)、そして今回のFC東京対長崎戦(同2万3063人)となる。
 
 2万3063人という観客動員数は、今季のFC東京のホームゲームでも上から5番目の数字。これはすなわち、週末に行なわれたいくつかのゲームよりも観客動員数が多かった事実を示すデータでもある。徐々にだが確実に「フライデーナイト」が認知されてきたとの見方もできるのではないだろうか。
 
 いずれにしても、平日開催で2万超えは、Jリーグを知ってもらう意味でも価値が高い。では、なぜ「フライデーナイト」でここまでの観客を集めることができたのか。着目したいのは、この日の味の素スタジアムで開催されたイベント「XFLAG Day」だ。
 
 株式会社ミクシィのXFLAGスタジオ(今季からFC東京とクラブスポンサー契約を締結)は、"ケタハズレな冒険を。"をスローガンにスマホアプリ「モンスターストライク」などを提供するほか、ゲームや映像コンテンツを世界に向けて発信している。そのXFLAGが今回FC東京とタッグを組んでモンストユーザー(モンストは「モンスターストライク」の略称)を対象に5000組1万名様を無料招待したところは見逃せない。
 
 しかも、抽選で25組50名にピッチサイドで観戦できる"XFLAGエキサイティングシート"が当たるという特典もあった。

 試合当日はエキサイティングシートを求めて、多数の方が味の素スタジアムのフードコーナー「青赤横丁」のあるアジパンダ広場に集結。17時15分から始まったエキサイティングシートの抽選会は大盛り上がりで、モンストユーザーで当選者のひとりは「今回の無料招待で初めてサッカー観戦に来ました。一度味スタで見たいと思っていて、それがいきなりエキサイティングシートなんてラッキーです」と喜びを噛み締めていた。
 

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