【J1採点&寸評】横浜4-4湘南|衝撃の45分を演出した助っ人FWの決定力!! MOMは前半だけでハット達成の…

2018年04月22日 藤井雅彦

横浜――ハイラインの背後を突かれて失点を重ねる展開に…

【警告】横浜=松原(31分)、H・ヴィエイラ(90+1分) 湘南=岡本(53分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ウーゴ・ヴィエイラ(横浜)

【チーム採点・寸評】
横浜 6
不運な形での失点でビハインドの展開になり、その後もハイラインの背後を突かれて失点を重ねた。ただポゼッションでは相手を圧倒し、ウーゴ・ヴィエイラが決定力を発揮して前半の45分だけでハットトリックを達成。主導権を握っていただけに勝ちたいゲームだった。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
相手のロングボールに対してペナルティエリアを飛び出す判断は日常でも、その後のパス精度が低くなって得点を献上。

DF
27 松原 健 5.5
自身と中澤の間隙を突かれて失点を重ねた。ハイラインをキープしながらでもランニングを仕掛ける相手へのケアは必要だろう。

22 中澤佑二 5.5
1失点目のオウンゴールはあまりにも不運だった。その後もあまりにも簡単に失点を重ね、守備者として表情は曇ったまま。
 
DF
2 ミロシュ・デゲネク 6
後半にセットプレーから横浜加入後初ゴールを記録。しかし守備では相手に入れ替わられるなど、不安定な面を露呈した。

24 山中亮輔 6
驚異的な運動量でタイムアップの瞬間まで左サイドで上下動を繰り返した。アシスト含めて性能の高さを見せつけた。

MF
6 扇原貴宏 5.5
ディフェンスラインの前方でポゼッションの軸を担い、守備になってもセカンドボールの回収をスムーズに進めた。

14 天野 純 5.5
中盤から高い位置に進出して攻撃に厚みを加える働き。ただし流れる方向が左サイドに偏ったのは修正ポイントだろう。

9 大津祐樹 6(90分OUT)
試合をこなすごとにダイナミックさが増してきた。戦術面でもフィットしつつあり、オフェンスに彩りを加えている。

次ページ横浜――最前線で見事な輝きを放ったエース。

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