【J1採点&寸評】柏2-1神戸|MOMは2ゴールの伊東!沈黙したポドルスキの評価は…

2018年03月31日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

柏――巧みなゲーム運びは称賛に値する

【警告】柏=ユン・ソギョン(35分)、小泉(42分)、中谷(51分) 神戸=三原(23分)、三田(57分)
【退場】柏=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】伊東純也(柏)

[J1リーグ5節]柏 2-1 神戸/3月30日/三協F柏
 
【チーム採点・寸評】
柏 6.5
相手のポゼッションに対して統制された守備ブロックを敷き、カウンターで先制。巧みな崩しから勝ち越し点も決めて、最後は5バックで逃げ切った。
 
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 6
試合終盤、ポドルスキのボレーを止めたセーブは良かった。欲を言えば、ロングフィードをもう少し味方につなげたかったか。
 
DF
13 小池龍太 6.5
インターセプトやクロスへの対応、1対1など、サイドバックとしての役割をきっちり果たす。86分には相手の裏を突いてクロスから決勝点を演出。
 
22 パク・ジョンス 5.5
ハイボールで競り負け、安易なパスミスが目についた。失点に直接つながらなくても、どこか危なっかしい。
 
4 中谷進之介 6
最終ラインを統率し、ラインをコントロールした。ポゼッションをする相手に対し、その貢献は称えたい。
 
3 ユン・ソギョン 6(81分OUT)
26分、ドリブルで持ち運び、カットインからゴールを狙う。シュートは外れたが、キム・ボギョンがスペースを空ければ、果敢にオーバーラップをした。
 
MF
8 小泉 慶 6(68分OUT)
中央のスペースを常に埋め、マーカーへのチェイスも早かった。相手があまり縦パスを入れられなかったのは、この男がコースを切っていたからだろう。
 
7 大谷秀和 5.5
41分、ペナルティエリア内に侵入して放ったシュートは決めたかった。ピンチの芽を摘む守備面の働きは褒めたいものの、悪いボールロストもあった。
 
15 キム・ボギョン 6
果敢にドリブルを仕掛け、チャンスを作ろうと試みる。高いテクニックを駆使して、攻撃のアクセントになった。
 
10 江坂 任 6.5(89分OUT)
咄嗟の判断でダイレクトのパスを出し、伊東の先制点につなげた。重要なプレーのひとつだった。

次ページ柏――伊東の先制ゴールは見事だった

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事