【移籍市場超速報】ドルトムント、インモービレ獲得へ前進。R・マドリーはイトゥルベについて会談

2014年05月29日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

1800万ユーロから多少の上乗せで。

カイロ会長が態度を軟化させ、インモービレのドルトムント移籍交渉に進展。 (C) Getty Images

【トリノ】インモービレの売却についてカイロ会長の態度が軟化
 
 ドルトムントから1800万ユーロ(約25億2000万円)で買い取りオファーがあったセリエA得点王チーロ・インモービレ(ユベントスとトリノの共同保有)に関して、金額が低過ぎるとして話し合いに応じない姿勢を見せていたトリノのウルバーノ・カイロ会長は、ここにきて態度が軟化しつつある。
 
 ユベントスとのコンタクトの頻度が高まっているという事実からも、何らかの解決策を見出そうという姿勢がうかがえる。ドルトムントのオファーは1800万ユーロで止まっているが、多少の上乗せでポジティブな返事を引き出せる空気が醸成されてきた。
 
 インモービレ自身はドルトムント行きを強く望んでおり、トリノ、ユベントス、ドルトムントという三者の駆け引きにも終着点が見えてきた印象だ。
 
【ヴェローナ】R・マドリーとイトゥルベについて会談
 
 当コラムで既報の通り、ポルトからファン・マヌエル・イトゥルベの保有権を買い取ったヴェローナのセアン・ソリアーノSDは5月28日、マドリードを訪れてレアル・マドリーと会談、代理人のグスタボ・マスカルディもそこに同席して、イトゥルベ移籍の可能性について話し合った。
 
【インテル】中盤にベーラミ、サイドはシケイラがターゲット
 
 エリック・トヒル新会長の下で新たなスタートを切るべく、チームの刷新に取り組んでいるインテル。中盤のターゲットとしてもっともホットな名前が、ヴァロン・ベーラミ(ナポリ)だ。かつてワルテル・マッザーリ監督によってサイドハーフからセンターハーフにコンバートされて新境地を開いたスイス代表MFは、インテルの中盤にインテンシティーと運動量をもたらす打ってつけの人材だ。
 
 一方サイドハーフ/ウイングバックは、ベンフィカの左SBギリェルメ・シケイラの名前が挙がっている。保有権はウディネーゼのオーナー、ポッツォ家の傘下にあるスペインのグラナダにあり、ベンフィカが買い取りオプションを持っている。ベンフィカがこれを行使するようだと話は難しくなる。

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