【J1採点&寸評】FC東京0-1仙台|勝負を分けた決定力の差。MOMは芸術弾を挙げた仙台のエースに

2018年03月03日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

FC東京――統制された守備ブロックを形成したものの…

【警告】FC東京=チャン・ヒョンス(45+1分) 仙台=なし
【退場】FC東京=なし 仙台=なし
【MAN OF THE MATCH】石原直樹(仙台)

[J1リーグ2節]FC東京 0-1 仙台/3月3日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
統制のとれた守備ブロックを形成し、相手のオフェンスを限定していた。しかし、決定機を決め切れず、ワンチャンスをモノにされた。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5
センターラインの貢献度が高く、危険なシュートはほぼない。それにもかかわらず、ひとつのボレー弾に沈み、不用意なミスも目についた。
 
DF
2 室屋 成 5.5(83分OUT)
1対1の対応は安定していた。オフェンスで推進力をもたらそうと試みるも、ボールタッチがおぼつかなかった。
 
48 チャン・ヒョンス 5
自身のマークに厳しく当たり、壁のごとく立ちふさがった。チャレンジの強さは素晴らしいものの、失点シーンは一瞬の隙を許したと言える。
 
3 森重真人 5.5
要所での出足の鋭さはあった。とはいえ、最終ラインの一角として、1失点は評価できない。
 
6 太田宏介 5.5
マッチアップした古林を抑えるも、攻撃面での細かいパスミスが気になった。
MF
39 大森晃太郎 5
前半、D・オリヴェイラのクロス、髙萩のスルーパスからのふたつのチャンスを逃す。決定力が勝負を分けただけに、手痛かった。
 
7 米本拓司 5(70分OUT)
相手に起点を作らせまいと、巧みなポジショニングで1トップへのパスコースを寸断。失点の場面は周囲とコミュニケーションを図りたかった。
 
8 髙萩洋次郎 5.5
創造性に欠けるオフェンスのなかでも、トップ下でチャンスの匂いを感じさせた。とはいえ、チームは無得点に終わった。
 
38 東 慶悟 5.5
インサイドハーフとして、中盤での守備意識の高さは良かった。2度のシュートチャンスは決め切れず。

次ページFC東京――久保は巧みにボールを引き出していた。

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