【日本0-1サウジ|採点&寸評】井手口は攻守にフル稼働。先発した背番号4の出来は…

2017年09月06日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

吉田はどこか危なっかしかった。

【警告】日本=吉田(20分) サウジアラビア=アル・ムワッラド(64分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】アルムワッラド(サウジアラビア)

[ロシアW杯アジア最終予選]サウジアラビア1-0日本/9月5日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティー

【日本代表PHOTO】日本、敗れる・・サウジアラビアは3大会ぶりにW杯出場権獲得
 
【日本代表・総評】

開始早々はアグレッシブな姿勢も、20分前後から押し込まれる展開に。前半はなんとかしのぎ切ったが、後半についに失点。その後は杉本、久保をピッチに送り出すも、相手に脅威を与えるほどのパワーは示せず。完全アウェーの中で逞しさ、粘り強さを見せられなかった。
 
【個人採点・寸評】
GK
1 川島永嗣 6
55分の1対1はストップしたものの、相手の強烈な一撃には反応及ばず、痛恨の失点。安定したプレーを見せていただけに、悔しい結果となった。
 
DF
3 昌子 源 5.5
カバーリングの意識が高く、序盤のピンチも確実に潰す。ただゴール前の厳しさが足りなかった印象。CKのチャンスで決定的なヘディングシュートを決められなかった。
 
5 長友佑都 6
縦への突破に鋭さは感じられなかったが、苦しい時間帯にチームを助けるディフェンスを披露。ベテランらしく振舞い、原口との連係もまずまずだった。
 
19 酒井宏樹 5.5
いつものアグレッシブさは鳴りを潜めた。守備時はポジショニング良くフタをしたが、対面の相手の勢いにはやや劣勢気味だった。
 
22 吉田麻也 5
最後はゴールラインを割ったが、自陣エリア内でのクリアを相手にカットされたプレーは大きな減点材料。オーストラリア戦と異なり、どこか危なっかしかった。失点の場面では身体を投げ出すも防げなかった。

次ページ本田は体力的にもキツそうで、効果的な働きはほぼなし。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事