【J1採点&寸評】磐田2-0FC東京|好調な磐田が試合を支配!2点に絡んだ川辺をMOMに

2017年06月28日 サッカーダイジェスト編集部

磐田――中村俊が攻守に存在感。

【警告】磐田=なし FC東京=中島(35分)、P・ウタカ(60分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】川辺 駿(磐田)

[J1リーグ16節]磐田2-0FC東京/6月25日/ヤマハ

【チーム採点・寸評】
磐田 6.5
ハイプレスを仕掛けてFC東京の出端をくじくと、11分に川又のヘッドで先制。後半は押し込まれる時間帯もあったが、カミンスキーや守備陣が撥ね返し、78分に鋭いカウンターからアダイウトンが追加点。強豪を倒してきた好調ぶりを示し、5年ぶりのJ1での3連勝を飾った。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6.5

背後にスペースがある時も押し込まれた時も、クロスにもカウンターにも、シュートにも終始危なげない対応で、完封に大きく貢献。
 
DF
3 大井健太郎 6.5
ラインを高く上げながら読みをきかせ相手FWへの配球をカット。ゴール前でも身体を張るだけではなく、一瞬出足で先んじ攻撃を封じる。押されてもラインを下げず踏ん張り闘い戦い抜いた。
 
5 櫻内 渚 6.5
水曜日の天皇杯で120分戦ったが疲れを見せず、最後まで上下動を繰り返す。守備でハードワークしながらカウンターで飛び出し決定機含めシュートも3本。
 
35 森下 俊 6
果敢なアプローチ、闘志溢れるプレーを披露。大井とともにP・ウタカや永井らの裏を突く動きを潰した。74分には相手CKからの決定機に身体を張ってブロック。
 
41 高橋祥平 6
敵FWを完封。ボランチが相手を追うと前へ出てスペースをカバーするなどバランサー役も。終盤は前線で時間を稼ぐパス回しに参加。
 
MF
8 ムサエフ 6

攻守で前への推進力を生み出した。中盤に落ちてきたP・ウタカもケア。終盤まで足が落ちず、高い位置でセカンドボールを回収するなどダイナモに。
 
10 中村俊輔 7(86 分OUT)
プレーも思考も集中も一瞬たりとも消えることなく90分間ゲームに入り込み攻守に絡む。パスのハブとなりタメを作り、2点とも起点に。後ろから相手ボールを突つき、相手カウンターに全速力でゴール前まで戻るなど守備の貢献ぶりも際立つ。

次ページ磐田――貴重な先制点を決めた川又の活躍が光った。

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