【J1採点&寸評】C大阪1-1清水|清武が劇的PK弾もMOMは先制弾を演出したアタッカー

2017年06月18日 前田敏勝

C大阪――山口は代表での負傷の影響なくフル出場。

【警告】C大阪=木本(45+3分) 清水=北川(88分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】チアゴ・アウベス(清水)

[J1リーグ15節]C大阪1-1清水/6月17日/ヤンマー
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6
前半早々の失点が試合を難しくした。相手を押し込み続けながら決めきれなかったのは課題だが、土壇場で引き分けに持ち込み、ホーム無敗を続ける。
 
C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 6
序盤の1失点は、GKとしては致し方なし。その後は、ほとんどセーブ機会なし。ビルドアップやカバーリングでの貢献目立つ。
 
DF
2 松田 陸 5.5(82分OUT)
M・デュークとのミスマッチだけでなく、同サイドに流れてきたT・アウベスにも手を焼く。攻撃では好クロスも得点につながらず。
 
14 丸橋祐介 6
前半から積極的なオーバーラップで左からの攻撃に厚みをもたらす。ただし、セットプレーを含めて、クロスがなかなかゴールに直結しなかった。
 
22 マテイ・ヨニッチ 5.5
失点時は前でクリアできなかったのが悔しい。その後は守備で力強さをコンスタントに発揮。後方からのビルドアップでもチャンス作る。

23 山下達也 5.5
警戒していた序盤、一瞬の隙を突かれて、鄭大世に先に前に入られたことで失点。T・アウベスのスピードにも苦しんだが、なんとかカバー。


MF
10 山口 蛍 6
代表戦での負傷の影響もなく、先発フル出場。序盤はリズムを掴めない様子も垣間見えたが、時間が経つごとに本来の力強さとテンポのいいつなぎを見せた。

15 木本恭生 5(HT OUT)
出場停止のソウザに替わって先発。攻撃ではいい球出しもあったが、守備面では後追いも散見。ファウルで警告を受けたプレーで負傷し、前半のみで交代に。
 
16 水沼宏太 6
前半から相手の背後を狙い続け、好機も作る。途中、守備連係がうまくいかないところもあったが、後半には修正。ピッチでチームを鼓舞し続ける。
 
24 山村和也 6
前半は前線で起点になり、後半になるとボランチの位置でバランスとる。途中からは再び前にいく回数も多く、清武らとの連係にも参加。
 

次ページC大阪――最前線のふたりは幾度もチャンスを迎えたが…。

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