【J2採点&寸評】愛媛×名古屋|要所を見極める玉田のセンスは脱帽。愛媛の2シャドーは及第点の働き

2017年05月24日 サッカーダイジェスト編集部

愛媛――小島は決定機を作るラストパスも。

【警告】愛媛=有田(38分)、近藤(64分) 名古屋=磯村(51分)、シモビッチ(89分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】玉田圭司(名古屋)

 [J2リーグ15節]愛媛1-2名古屋/5月21日/ニンスタ
 
【チーム採点・寸評】
愛媛 5.5
ビッグクラブの名古屋に対し、臆することなく愛媛のスタイル=堅守速攻で互角以上に戦った。力負けや内容でやられたわけではないので下を向く必要はない。
 
【愛媛|採点・寸評】
GK
31 パク・ソンス 5.5
同点弾は守りが崩されたわけでなく、2失点目も相手の巧さで決められたものだった。
 
DF
16 田中裕人 5
一方的にやられたわけではないが、相手の攻撃は半分以上が右からだった。2失点目のシーンでは玉田のマークを外してしまった。

23 林堂 眞 5.5
高さの面ではシモビッチを自由にさせなかった。隙を見ての縦パスで攻撃にアクセントをつけ、惜しいシュートもあった。
 
2 浦田延尚 5.5
2失点したが、相手にパスを回されながらも大きなミスはなかった。特に後半は得意の攻撃参加で相手深くに入り込んだ。
 
MF
5 藤田息吹 5.5(80分OUT)
60パーセント以上相手がボールを保持し、自陣に押し込まれるなかで小島とともに我慢するプレーが続いた。ボール奪取では存在感を見せた。
 
8 小島秀仁 5.5
いつものように高い位置でリズミカルなパス配球はできず。藤田とともに辛抱する時間が長くなった。ただ決定機を作るラストパスも。
 
17 小暮大器 5.5
2試合ぶりの先発で前半は右でサイド攻撃の武器となり、前線へポジションチェンジした後半も積極的にゴールへ迫った。

次ページ愛媛――先制点の近藤、アシストの河原は及第点。

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