【J1採点&寸評】仙台×FC東京|豪快かつ老練に大久保が2得点。MOMは30歳迎えた完封劇の殊勲者に

2017年05月07日 小林健志

仙台――自身も認める致命的ミス。

【警告】仙台=なし FC東京=大久保嘉(24分)、東(36分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】林 彰洋(FC東京)

[J1リーグ10節]仙台 0-2 FC東京/5月7日/ユアスタ

【チーム採点・寸評】

仙台 5.5
丁寧なビルドアップからFC東京を上回る数の決定機も作れたが、シュートを決めきれなかった。2失点目のミスが致命傷になった。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 4.5
2失点目、太田のFKをキャッチにいってのファンブルは自身も認めた通り致命的なミス。他にも厳しいプレッシャーを受けてのキックミスが散見された。
 
DF
25 菅井直樹 5.5(60分OUT)
立ち上がりこそ決定機に絡んだが、徐々に活動量が落ち、背後のスペースを突かれるようになった。
 
27 大岩一貴 5.5
しっかりと相手の攻撃をはね返してはいたが、もう少し攻撃につながるパスを出せれば良かった。
 
13 平岡康裕 6
相手の強力な攻撃陣相手にも冷静さを失わず、流れの中からの失点は許さなかった。後半セットプレーで残っていたところでのシュートを決めきりたかった。
 
50 増嶋竜也 6(84分OUT)
守備では身体を張り、攻撃の起点となるくさびのパスを多く出し、最前線まで駆け上がる場面もあった。攻守で存在感を増しつつある。
 
MF
17 富田晋伍 6
守備で戦う姿勢を見せて、中盤で持ち味とするボール奪取が効いていた。攻撃でも決定機を演出した場面が見られた。
 
18 三田啓貴 5.5
古巣相手に気持ちの入ったプレーで多くの決定機は作ったが、シュートを決めきれなかった。積極的に行き過ぎてのボールロストもあり、気負いも見られた。
 
10 梁 勇基 5.5(73分OUT)
立ち上がりから積極的に仕掛けて決定機に絡むことができていたが、後半活動量が落ちて奥埜と途中交代になった。
 
2 永戸勝也 5.5
数多くのクロスから決定機を作ることができたが、いずれもゴールにつながらなかった。中の選手との呼吸をさらに合わせていきたい。

次ページ仙台――攻撃陣は相手に脅威は与えたものの決定力を欠く。

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