【J2採点&寸評】名古屋×京都|チームを救ったシモビッチをMOMに。闘莉王&オリスの2トップも及第点

2017年05月04日 今井雄一朗

名古屋――終盤で追いついたのは素晴らしいが…。

【警告】名古屋=杉森(50分)、田口(54分) 京都=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】シモビッチ(名古屋)

 [J2リーグ 11節]名古屋1-1京都/5月3日/豊田ス
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
終了間際で追いついたのは素晴らしいが、全体的にミスが多すぎた。高さに頼る相手への対応力も磨く必要があり、収穫と課題の両方が山積した試合。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 6
自らも積極的にポゼッションに参加し、チームが浮足立たないようにと腐心。小屋松の決定機を防ぐビッグセーブも披露し、貫禄を見せた。
 
DF
15 宮原和也 5.5
守備に奔走するシーンが多かったが、後半には自ら持ち込んでバー直撃の惜しいシュートも。ワイドが板についてきた。
 
36 酒井隆介 5.5
空中戦で奮闘するも、攻撃面でいただけないミスがふたつ。しかし懸命にカバーリングとオーバーラップを繰り返したハードワークは評価すべき。
 
4 シャルレス 5.5
得意の空中戦ではケヴィン・オリスにも闘莉王にも苦しめられ、ストレスフルなゲームに。ビルドアップにもう少しスピード感が欲しい。
 
3 櫛引一紀 5.5 (86OUT)
2試合ぶりの復帰戦は陸に空にと仕事過多だった。攻撃参加も見せたが周囲のフォローが不足し、効果はそれほど挙げられず。
 
MF
28 玉田圭司 6
攻撃の司令塔として懸命にチームを引っ張るも、孤軍奮闘する姿が目立った。後半には惜しいシュートも放ったが、得点には結びつかず。
 
7 田口泰士 5.5
相手の厳しいマークの中で身体を張ってボールを散らしたが、パスがつながり切らずに守備に戻る回数が増えた。コンディションは上昇傾向。

次ページ名古屋――指揮官はミスの多さを修正できず。

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