【J1採点&寸評】鹿島×鳥栖|鹿島のCBコンビが充実の出来。植田が豊田を封じ、昌子は名誉挽回の決勝点

2017年04月30日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――守備の要・昌子が充実のパフォーマンス。

【警告】鹿島=レアンドロ(79分) 鳥栖=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】昌子 源(鹿島)

【チーム採点・寸評】
鹿島 6
ACL蔚山現代戦から移動を含め、中3日で鳥栖戦を迎えた。エンジンがかかりにくい状態で先制を許す苦しい展開となったが、攻守両面において全員が要所で仕事を果たした印象。快勝とは言えないが、しぶとく勝点3をものにし、ホーム3試合ぶりの勝利で3位に浮上した。

【鹿島 2-1 鳥栖 PHOTO】鹿島が昌子の逆転ゴールで鳥栖を下す!
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
飛び出しの判断は的確で迅速。キャッチングも安定。決定機を作られる場面は少なく、目立つ展開にはならなかったが、高いレベルで準備していた。
 
DF
16 山本脩斗 6
相手の攻め所と見られていた左サイドをうまく利用した。攻守において決定的な仕事をした訳ではないが、いるべきところにポジションを取り、やるべきことをやった。
 
3 昌子 源 7
PK献上は不運としか言いようがない。それをゴールで取り返したばかりか、1対1の守備やカバーリングもほぼ完璧だった。
 
5 植田直通 6
得意の空中戦では鳥栖の豊田に起点を作らせなかった。周囲との連係が絡む守備やコーチングなどで気が効くプレーを求めたい。
 
22 西 大伍 6
もはやサイドバックの域を超えたプレーをしていた。プレーエリア、視野の広さ、プレー選択など、とても優雅だった。
 
MF
6 永木亮太 6.5
スローに流れる時間が多く、決定機は少ない展開。ダレそうな時間帯があった中、ボールに襲いかかるプレーはチームに緊張感を取り戻させた。
 
4 レオ・シルバ 6.5
ボール奪取力と狭いエリアでのキープ、そこからの展開力で持ち味を発揮。後半途中からトップ下にポジションを移したが、そつなくこなした。
 

次ページ鹿島――前線では金崎が存在感。サイドに流れて起点になる働きも。

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