【J1採点&寸評】柏×清水|鄭大世がエースの存在感。全2点に絡む活躍で勝利の立役者に

2017年04月08日 鈴木潤

柏――前々節の仙台戦と同じパターンで敗戦。

【警告】柏=手塚(63分) 清水=鄭(44分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鄭大世(清水)

[J1リーグ6節]柏0-2清水/4月8日(土)/柏

【チーム採点・寸評】
柏 5.5
前半は圧倒的に押し込んだが好機を逸し続け、逆に清水に少ないチャンスをモノにされて敗れる展開は前々節の仙台戦と同じパターン。歯車の噛み合わない攻撃は深刻。
 
【柏|採点・寸評】 
GK
23 中村航輔 5.5
1失点目は味方に当たったボールが鄭大世の前にこぼれるアンラッキーな形、2失点目は前がかりになった背後を突かれたカウンター。GKにとっては2失点ともノーチャンスだった。
 
DF
13 小池龍太 6
クロス精度に欠ける場面もあったが、意図的にインナーラップを仕掛け、高い位置に頻繁に顔を出した積極性と、上下動を繰り返し清水のサイド攻撃への対応は十分評価できる。
 
4 中谷進之介 6
屈強な鄭大世とのバトルに苦しめられながらも対等に渡り合い起点を潰し続ける。フィードでもチャンスを作った。
 
5 中山雄太 5.5
効果的なビルドアップを見せ、鄭大世へのマークでも奮闘。だが縦パスが奪われた直後のカウンターでは村田への対応が軽く、あっさりと突破を許して失点の原因に。
 
22 輪湖直樹 5.5
23分のボレーは決めなければいけない決定機のひとつ。後半は高い位置を取った背後が清水のカウンターの的になってしまった。
 
MF
9 クリスティアーノ 5.5
7本のシュートを放つも枠を捉えたシュートは少なく、セットプレーも不発。突破も含め全体的に精彩を欠いた。
 
7 大谷秀和 5.5
セカンドボールを拾い続けたが、普段に比べてパスミスが目立った。77分のビッグチャンスは決めなければいけない場面だった。

次ページ柏――伊東のプレーが唯一の救いか。

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