【ACL採点&寸評】G大阪×済州|3バック採用が仇に。守備崩壊のG大阪がホームで大敗

2017年03月01日 小田智史(サッカーダイジェスト)

今季初の複数失点で守備陣は軒並み平均点未満。

【警告】G大阪=ファビオ(64分) 仁川=イ・チャンミン(24分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】イ・チャンミン(仁川)

[ACLグループステージ2節]G大阪1-4済州ユナイテッド/3月1日/吹田S
 
【G大阪|チーム採点・寸評】
G大阪 4
連戦、新システムを考慮しても、守備の崩壊は想定外。セットプレー2発を含めて、一瞬の隙を突かれての失点が目立った。PKで1点を返すのが精一杯で、攻めあぐねるチームにサポーターからブーイングが飛ぶシーンも。

【ACL PHOTO】 G大阪1ー4済州 守備崩壊のガンバがホームでまさかの大敗

【選手|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 4.5
40分に決定的なヘッドをかき出して波に乗るかと思われたが、済州・Uの猛攻を食い止めきれずに前半終了間際に立て続けに被弾。後半にも飛び出したところで、がら空きのゴールにシュートを決められるなど、今季最多失点を喫した。

DF
2 三浦弦太 5
周囲に気を配り、こまめにラインコントロール。カバーリングや空中戦とフル稼働したものの、セットプレーの対応とストッパーとの距離感には課題が残った。
 
3 ファビオ 5
ハイボールを力強く跳ね返していた一方で、藤春とのマークの受け渡しがアバウトになることも。くさびに食らいついてスペースを与えてしまう場面が散見された。
 
6 金 正也 5
今季公式戦4試合目にして初出場。慣れないストッパー起用の影響か、ビルドアップでバタつき、攻撃をスローダウンさせてしまった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ藤春が失点に絡むなど、連戦の影響は否めず……。

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