アーセナル逆転Vへ、鍵を握るは4人の“裏キーマン”!

2017年01月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

直近5試合は5ゴール・2アシストの大暴れ。

毎シーズン、疲労の蓄積、怪我人の続出により、後半戦で急降下する傾向が強いアーセナル。そんな失速ムードに歯止めをかけるのは、この4人だ! (C) Getty Images

 疲労の蓄積や怪我人の続出などで後半戦に調子を落とすのが、アーセナルの一つのパターンだ。ここで紹介する4人は、そんな失速を食い止めるどころか、プレミアリーグでの逆転優勝に向けて強烈な追い風にもなりうるいわば"裏キーマン"たち。その輝きが、チームを救う!!
 
■裏キーマン①
オリビエ・ジルー(FW/フランス代表)
 
 怪我で出遅れ、その間にアレクシス・サンチェスがCFのレギュラーに定着したため不本意な前半戦を過ごしたジルーが、FAカップ3回戦を含めた直近5試合は5戦連続ゴールで2アシストと大暴れ。
 
 WBA戦(18節)が86分の決勝点、クリスタル・パレス戦(19節)が勢いをもたらす先制点、ボーンマス戦(20節)が千金に値する92分の同点弾、スウォンジー戦(21節)がこれまた先制点と重要なゴールばかりで、まさに手がつけられない状態だ。
 
 フィジカルを利した高さとポストワークはサンチェスにない武器で、改めてその価値を証明している。一時は冬の退団も囁かれたが、先頃、新たに長期契約にサイン。前半戦は出番が少なかったため疲労も溜め込んでないはずで、後半戦はオプションに留まらない働きが期待できる。
 
 

次ページ光るのがロングパス。カソルラが不在なだけに。

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