【J1昇格PO準決勝|採点&寸評】松本×岡山|2点に絡んだ赤嶺がMOM。松本はエース不発が…

2016年11月27日 サッカーダイジェスト編集部

松本――パウリーニョはゴール以外でも存在感を示したが…。

【警告】松本=なし 岡山=澤口(8分)、岩政(90+4分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】赤嶺真吾(岡山)

[J1昇格プレーオフ準決勝]松本1-2岡山/11月27日/松本
 
【チーム採点・寸評】
松本 5.5
 立ち上がりから積極的なプレスと能動的な攻撃で主導権を握ったものの、カウンターで先制され、終盤にはマークが散漫になって決勝点を奪われた。再三の決定機で決め切れなかった点はシーズンを通して拭いきれない課題として残り、土壇場での失点も改善できなかった。
 
【松本|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 6
喫した2失点とも、GKの責任を問うのは酷というものだろう。安定したプレーぶりが随所に光り、最後尾から落ち着きをもたらしていた。
 
DF
13 後藤圭太 6.5
リーグ終盤は軽い対応で失点を招いていたが、この日は空中戦にことごとく競り勝って相手に起点を作らせなかった。攻撃参加も効果的。
 
4  飯田真輝 5
1失点目は自身が空けたスペースを使われたもの。守備の要としては減点せざるを得ないパフォーマンスだった。
 
11  喜山康平 5.5
最終ラインから攻撃の起点となり、敵陣深くまで侵入する場面も目立った。しかし、決定的な仕事はできなかった。
 
MF
3  田中隼磨 5.5
エネルギッシュに右サイドを上下動し、攻撃の起点にもなったが、試合を決定付けるプレーはできなかった。
 
5  岩間雄大 6
中盤でのボール奪取は大一番でも健在。攻撃でも頻繁にボールを触ってリズムを作るなど、及第点の出来と言えるだろう。
 
14 パウリーニョ 6.5
中盤で縦横無尽に動き回って攻守に貢献。74分に一時同点とするゴールを奪ったのも含め、チームに多大な貢献をした。
 
17 飯尾竜太朗 5(65分OUT)
攻守の切り替えなど持ち味はある程度発揮したが、ボールを持った際のシュート意識やコントロールに課題を残した。
 
20 石原崇兆 6(90+1分OUT)
最終戦で出場停止だった鬱憤を晴らす場だったが、決定的な仕事はできず。だが鋭い仕掛けでファウルを誘発するなどまずまずの出来だった。

次ページ松本――エースの高崎は大一番で力を発揮できなかった。

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