【マンC 3-1 バルサ|採点&寸評】2得点のギュンドアンやアグエロが躍動! MSNは先制点以外で違いになれず…

2016年11月02日 豊福晋

サバレタはファウル覚悟でネイマールを封じる。

グアルディオラ(右)は試合中のシステム変更が当たる。ファーストレグは先発から外したアグエロ(左)も期待通りの働き。(C) Getty Images

【マンチェスター・C|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7
敵のハイプレスに後方からのビルドアップを封じられ、序盤のボール支配率は20パーセント台と再び大敗を予感させた。しかし、39分に相手のミスを突いて同点として以降は、システム変更も功を奏して流れを手繰り寄せ、51分に勝ち越すと、74分に駄目押しして勝ち切った。4-0の大敗を喫した3節のリベンジを果たす。
 
監督 ジョゼップ・グアルディオラ 6.5
4-1-4-1でスタートしたが機能せず、30分過ぎに4-2-3-1に修正。中盤におけるミスマッチを解消し、その後の好転を引き寄せた。前節は戦術的理由で外したアグエロは、やはり欠かせないと再認識したはず。
 
【マンチェスター・C|選手採点&寸評】
[GK]
30 ウィリー・カバジェロ 6
出場停止のブラーボに代わって先発。失点シーンは大きな責任はなく、安定したセーブを見せた。ただ、フィードはやや正確さを欠いた。
 
[DF]
5 パブロ・サバレタ 6.5
ファウル覚悟の激しい守備でネイマールをほぼ封殺。中央への絞りも常に的確だった。守備は十二分の働きで、攻撃でもスターリングの背後で的確なサポート。
 
30 ニコラス・オタメンディ 6.5
出足の良い積極的なパスカットを繰り返し、スアレスとネイマールに良い形でボールを持たせなかった。空中戦の強さも光る。
 
24 ジョン・ストーンズ 5.5
オタメンディとの連携でスアレスを牽制し、決定的な仕事をさせず。ただ、23分と64分のパスミスはいずれも失点モノだっただけに、マイナス評価とせざるをえない。
 
11 アレクサンダル・コラロフ 6.5
3節で好き放題やられたメッシに粘り強く対応。63分にはオーバーラップからの素早いクロスでチャンスを作った。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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