【J1採点&寸評】FC東京×鹿島|8年ぶりに鹿島を撃破!殊勲は決勝点の元日本代表FWだ

2016年10月22日 馬場康平

FC東京――キレキレだった河野が、37分にまさかの負傷交代。

【警告】FC東京=梶山(65分)、 鹿島=曽ヶ端(19分)、ファン・ソッコ(49分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】前田遼一(FC東京)

[J1第2ステージ15節]FC東京2-1鹿島/10月22日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
開始から優勢に試合を進め、前半は鹿島を圧倒。14分に先制し、84分には追加点を挙げた。中断期間中のハードなトレーニングが奏功し、試合終了まで走りきった。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
47 秋元陽太 6
最後尾で落ち着いた対応を見せた。失点の場面も反応はしていたが、ラインを割る前に掻き出すことができなかった。
 
DF
37 橋本拳人 6.5
本職の中盤ではなく、右SBで存在感を示した。守備ではマッチアップしたファブリシオを完封。積極的な攻撃参加も目立った。
 
3 森重真人 6
安定感抜群のプレーで最終ラインを引き締めた。サイドの裏へと抜け出てくる選手のカバーも冷静に対応した。
 
5 丸山祐市 6
森重とのチェレンジ&カバーで隙を与えず。ハードなマークだけでなく、ビルドアップでもチームに貢献した。
 
6 室屋 成 6
中島の後方をしっかりと埋め、豊富な運動量で攻撃にも絡んだ。左SBでも右と遜色なくプレーできるのは強み。
 
MF
10 梶山陽平 6.5
ボールを引き出し、チームのリズムを作った。中島、東、河野ら2列目の選手がゴール前で仕事ができるようになったのは彼のおかげ。
 
27 田邉草民 6
独特のリズムのドリブルが、攻撃のアクセントとなっていた。課題の守備でも泥くさく身体を張り、チームに貢献した。
 
17 河野広貴 6.5(37分OUT)
キレキレの動きで、試合序盤のマン・オブ・ザ・マッチ。得意のドリブルでスタジアムを沸かせたが、37分にまさかの負傷交代。
 
38 東 慶悟 6.5
トップ下に入り、水を得た魚のようなプレー。2列目からの飛び出しや、ミスの少ないプレーでチームの勝利に貢献した。
 
39 中島翔哉 6.5(90+3分OUT)
先制点をアシストしただけでなく、この日もチーム最多3本のシュートを放った。ゴールを渇望する姿勢は貴重な武器。

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